科学技術館でブリッジマン鎌田浩毅さんの火山話を聞いてきた

火山学者

5月10日地質の日特別講演会「火山はすごい!-日本列島の火山をさぐる」

ブリッジマン鎌田浩毅さんの話を聞いてみたくて子供を連れて科学技術館にいってきた。

パンフには「こどももおとなも」と書かれていたし、開催場所は科学技術館。
もっと子供が多いと思いきや、白髪率90%、地質マニアな学生風少々。家族づれはまばら、恐らくうちの子供は最年少。
鎌田氏も小学生がわかるようにと気を使ってくれてはいたがちと厳しい。
無理せず、もう少し中学生以上とか、小学生向けとか、大人向けとか絞ってもよかったのではと思う。

トレードマークの赤いジャケットの説明(気を引くためと火山の色)のあと、
前半は火山の仕組みと日本の活火山についてお話。
後半は聴衆から回収した質問票にアドリブで回答。

・火山灰はちくちくする形。静電気を帯び、電子機器に悪影響を与える。
・富士山の噴火は2000年前以降は全て横腹から噴火していて、次も多分横から。
 (上から”ぴゅー”じゃないのだね)
・山(富士山)は噴火する前には膨張する。
・膨張を計測するため富士山のいたるところに計測器がついていて、その精度は10キロ先の餅の膨らみも感知できるもの。
・火山については「ある火山学者のひとりごと」の掲示版が情報が早い。但し公的な情報源ではないので自己責任で。
 (いま覗いたら「かまたひろき」さんも投稿してるね)

などなど火山について興味深いお話が色々聞けた。
これだけ幅広い年齢層相手にマシンガントークで2時間近く話し続ける話術はさすが。

が、

残念だったのが、

「地質学は面白いです」
「地質学に興味持ってください」
「面白く話す努力してます」
「アウトリーチは大事です」
「私は伝道師です」

となんどもなんども声に出してブリッジマン的活動に触れること。
これが、コミュニケーション論の話や、アウトリーチ方法についての講義だったらわかるのだが、あくまで火山の話の会。
上記のようなことは研究者のバックグランドから醸し出されるから良いのであって、直接言われると興ざめというか、それは聴衆には関係ないよねと感じてしまう。

ちょっとひねくれた見方かもしれないが、

「私はブリッチマンです。橋はかかりましたか?」

と問いかけられているようで、こどもがのらなかったのもあわさって、ちょっと距離を感じてしまった。

(この辺は受け取る方の感じ方次第だし、地質学会の重鎮がいる(っぽい)中、地質学会の看板をを背負っての難しい立場での講演だし、しょうがない部分もあるのだけど・・・)


「私はコミュニケータ-です。判り易いですか?」

と、ならぬようにしないとなぁと自戒を込めて思った次第。


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