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『milsil 2009年 第5号』 「科学技術の智を語る」コーナー始まる

milsil2009No5.jpg

「milsil(ミルシル)」最新号(2009年9月(通刊第11)号)を手に入れた。

「milsil」は国立科学博物館が発行する機関誌。
前号で最終回を迎えた『サイエンスコミュニケーションへの招待』に代わるコーナー

 「科学技術の智を語る」

が始まっていた。

初回は「21世紀の科学技術リテラシー像 ~科学技術の智 ~プロジェクト」の代表である、
国立基督教大学の北原和夫教授によるプロジェクトの紹介と科学技術リテラシーについて。

上記プロジェクトは科学技術振興調整費の支援を受けた、日本学術会議と国立教育政策研究所の共同プロジェクト。
我々が生活する上でほんとうに必要な科学技術リテラシー とはどのようなものか、
それを具体化するプロジェクト。

詳しくはこちら↓
 
  head_logo_20090906001759.gif


コーナーはインタビュー形式。

科学技術リテラシー」の定義が中心。

内容抜粋。一部文言省略。

・「リテラシー」は知識よりも「頭の使い方」を指す。
・物事を一つ一つ確かめながらやっていくのが基本的な科学の考え方、いわば「科学の作法」
・自分の考えたことを論理的に説明し、人に伝えるコミュニケーションも大事。
・真理追究の作法や戦略、コミュニケーション力、加えて、
 それを可能にする基礎的な知識が科学リテラシーの大きな要素。
・科学者も専門が細分化されてきていて自分の専門以外では非専門家。
・科学者と一般の人々の間にはなおさら距離がある。
・現実で起こる問題はいろいろな要素が複雑に絡み合う。多くの専門分野の力と一般の人々の生活感覚のなかでうまくかみ合っていかないと解決の目途がつかない。
科学技術リテラシーは人々の間の”架け橋”。
・科学の作法の基本を身につけると、簡単にはだまされなくなる。
・「科学技術の智プロジェクト」は「1948の世界人権宣言」をベースにしている。
・目指すべき社会は”一人ひとりがかけがえのない構成員として認められ、かつ恐怖と欠乏から解放される社会”
・”人間の社会のむかうべき方向とは何か、そのためには科学が何をすべきか」をみんなで一緒に考えるために「科学技術リテラシー」は必要。



科学技術リテラシーについては以前も何度かエントリーで触れた

 >なんとかリテラシーは誰のため?(Bサイエンスコミュニケーション

人間一人が持つ知識は限られる(大小、多少はあれど)。
が、
人間一人が持つ知見は他には代えがたいものもある。

科学技術リテラシーは人々の間の架け橋で、他が持つ知識とのすり合わせ力群。
科学技術コミュニケーションなりサイエンスコミュニケーションは架け橋をより架けやすくする手段といったところだろうか。

次回以降はもう少し具体的な事例説明になるのかな。


関連エントリー
『milsil 2009年 第4号』サイエンスコミュニケーションへの招待最終回
なんとかリテラシーは誰のため?
「科学技術と社会の相互作用」第2回シンポジウムに半分だけ参加してきた(備忘録)
21世紀の科学技術リテラシー第2回シンポジウムに参加してきた(備忘録)
「合理的無知」とサイエンスコミュニケーション
「メーラだえもん」なんてきいたことなかったもん。
「ブリッジマンの技術」 関心に関心を持つ
「伝える」のではなく「伝わる」
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2009/09/06 20:00 | サイエンスコミュニケーションCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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