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「科学と芸術の集い 宇宙とヒトをつなぐもの」に集ってきた(追記あり)

宇宙とヒトをつなぐもの


天文学や文化人類学。アートや音楽。
このご時世、真っ先に仕分けられそうなテーマ達で構成されたJST主催のイベント。

告示開始5日で580名枠が埋まってしまった人気イベント。
めでたくキャンセル待ち当選(そんなこともあるのだね)。

 『科学と芸術の集い 宇宙とヒトをつなぐもの』
  -古代~最新の宇宙図と南島の神歌・古謡-

に行ってきた。

内容は3部構成

 [第一部:最新の宇宙の姿] 講演
  小阪淳(美術家)、小久保英一郎(天文学者)
 [第二部:古代の宇宙観] 講演
  後藤 明(文化人類学者、考古学者)
 [第三部:神歌・古謡のコンサート]
  UA(歌手)、ハーニーズ佐良浜(from 沖縄伊良部島)

どれも「それが何の役に立つの?」と問われても、即答しかねる内容。
まぁでも日曜の夕べ。子供と二人。
あまり深く考えず理屈抜きでただ素直に楽しむのも良いかと。


感想をだらだらと。


まず始めに、「一家に1枚宇宙図2007」のアートディレクターである小阪氏より宇宙図の見方の説明。

次に

国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト(4D2U Project)のコンテンツのひとつである「Mitaka」の画像をつかって、現在観測できる宇宙の全体像を天文学者の小久保氏が解説してくれた。

小坂氏の時間軸、小久保氏の空間軸。

もともと天文学の知識なんてほとんどない。

ビックバン後の宇宙の膨張スピードは光の何十倍もの速さだったと言われて。
ただただ感心。


地球から太陽系、銀河宇宙、さらに銀河の塊、宇宙の果てにいたるまで、
我々が住む地球が宇宙全体でどのような位置にいるのか、
宇宙がどこまで”見えている”のか、
非常に分かり易い説明。

我々が見られるのは宇宙の年齢の137億光年まで。
今現在129億光年くらい(数値曖昧)まで”見えて”いて、
そのうち、宇宙の果ても見られるらしい。

日本未来館でも4D2U見たことあるが、綺麗な映像と3Dに圧倒されて内容まではあまり覚えていない。
今回の解説で内容が少し理解できた。

宇宙の地図を俯瞰してみることができる「Mitaka」。
家に帰ってから調べたら、なんとパソコンに落として楽しめるらしい。

 ここからインストール
 
是非ゲームコントローラーでやってみたい。


そして第2部。
「古代の宇宙観」
正直あまり第2部は意識してなかったため(宇宙図と歌と原田知世のイベントだと思ってた・・・)逆に一番心に残る話であった。

航海の道しるべとして星を利用してきた南太平洋に浮かぶ島々の古代人たち。
そんな彼らの宇宙観について。文化人類学者の後藤氏が語る。

魚好きダイビング好きの自分としては南の島の話は身近に感じる。

モンガラカワハギが古代人の天体図にでてくるあたりは、ほぅ。

・彼らは、船は動くものではなく、周りが動くものだという見方をしている。
 丁度カーナビみないな感じ。

・水平線にみえてくる島々は星につられて現れる。

・だから釣り上げる星のちょうど真下がその島の位置と認識している。

・天の川の暗黒部分(暗い部分)の方を読み取った神話もある。

・彼らは航海術のレクチャーに星の位置を示した「スターチャート」を使う。

・金星の動きは8年周期。火星も動く。だから金星・火星は他の星と違い、
 島の間を航海するカヌーに例えられた。


などなど興味深い話しがいっぱい。
こうした宇宙の見方もあるのだね。


最後の第3部はコンサート。

(上の子はこれを餌に連れ出した)

演者はUAとハーニーズ佐良浜(沖縄伊良部島の神事を務めた元司女性5名のグループ)のふた組。

双方とも島言葉で唄うため、歌詞はまったく分からない・・・
でも解説もあったりして島の雰囲気は伝わってきた。
コンサートなんぞめったにいかないから、UAの歌声にはぞくっときた。

UAの隣で奏でていた楽器が不思議な音色を出していた。あれはなんて楽器だろう?


ロビーの展示コーナーでは講演で触れたアイテムの展示や、関連書籍が販売されていた。
宇宙とヒトをつなぐもの(展示会場)

スターチャート
※会場で展示されていたスターチャート

東京大学の科学技術インタープリター養成プログラムのブースもあり、よく見かけるY科さんが立っていたりして。
主催JST、後援が文部科学省、国立天文台、東京大学。
アウトリーチの一環でもあるのだろう。
しかしながらこの手のイベントにありがちなお偉方の挨拶もなく、理解増進だリテラシーだのそんな言葉もなく、ただ純粋に科学とアートに触れる会。
こんなやり方もたまには良い。



最後に、
会場にあったポスターにもふれておこう。

ある天文学者の言葉。
基礎科学に対する想いが書かれていた。

『空と星と人と』

書き写すのが面倒なのでそのまま画像を張っておく。
(クリックすれば大きな画面になる)

空と星と人と

彼の言葉と現実の生活をどう折り合いをつけていくか。
考えていかなければならないのかな。


(追記)
 ナレーションの原田知世さん。
 あれ、その場でナレーションしてたらしい。
 てっきり録音だと思ってた・・・

 >宇宙とヒトをつなぐもの(寝ても覚めても宮古島

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2010/01/18 02:45 | 行って来たCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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