ホルマリン臭漂う「国立科学博物館新宿分館オープンラボ」に行ってきた

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先日のエントリーで紹介した国立科学博物館分館の一般公開に行ってきた。

 >「国立科学博物館新宿分館オープンラボ」で博物館の裏側を覗こう

予想以上の人出に驚く。
開始1時間位で既にガイドツアーの申し込みは締め切り。
体験物は20分~30分待ち、各展示も人があふれていた。

まずは貝の化石発掘体験。
北海道から持ってきた本物の貝の化石が混じった石を選び、化石を切り出す。
採れた化石は持ち帰り。500万年前もの昔の貝らしい。
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上の子がはまってしまって、ずーとやり続ける。
このままでは他がまわれなくなる恐れあり早く終わらそうと手を出す。

が、

勢い余って貝を真っ二つに割ってしまった。

 ”パパ信じらんない”

と険悪ムード。


すいません・・・



気を取り直して古人骨標本庫の公開と解説。
現在建設中の東京スカイツリーの下にはたくさんの人骨が眠っていたらしい。
研究員はスカイツリーをみると上ではなくついつい下をみてしまうとのこと。
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昔はわからなかったことも、鑑定技術の進化により、新たに発見されることも多い。
将来の発見のために「収集・保管」しておくことは重要なのだと研究員が力説。


哺乳類のはく製や骨。
リアルな奴を子供に見せてあげたかったのだが、混雑していて小さい子が見るにはちと辛い。
唯一見たのは入り口にあったペンギンのはく製。
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そもそもはく製には興味ないらしく、
並んでいるうちにいつの間にかどこかに行ってしまった。


そして戻ってくるなり”あそこにいきたい!”と連れていかれたのは、
鉱物のエリアの、勾玉づくり。
ん~。これやったら残りを観る時間なくなっちゃうじゃんと思いつつも、
石に穴あける体験なんてあんまりできないし、まいっか。と並んでやる。
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下の子の手伝いで自分もやってみる。
火起こしみたいな道具で穴を開ける。あんな道具で穴が開くのだね。意外と楽しい。



この時点で残り20分。

サイエンスコミュニケータ講習でお世話になった研究員の方たちに挨拶しつつそそくさと次のエリアへ。


一番見たかった魚類液浸標本資料
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チョウチンアンコウやリュウグウノツカイのホルマリン漬け。生。
奥の収蔵庫にも、魚、魚、魚。
子供はホルマリンの匂いと標本の不気味さが駄目で逃げ出す。
親のみ満足。


最後は理工系。
双眼鏡の分解・組立実演や機械時計の中身の説明など興味深い。
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機械時計の仕組みを通じて機械全般の構造について解説。

できればまたじっくりと聞いてみたい。



全般的に収蔵庫とそこに置かれている標本の一部を公開しただけで、
研究室の公開をしているわけではない。
そのため、オープンラボというほど、研究室や研究の様子は実はわからない。

たかだか半日の公開では、表面的な裏側しか見られないのはしょうがないだろう。


でも解説しているのは科博の一線級の研究員。
その分野で名前の知れた人ばかり。
一見無造作に置かれている標本は学校の理科室では決して見ることのできないものばかり。

彼らの生の声をきき、貴重な資料を観て、標本の匂いを嗅いだ経験が、
子供たちの頭か心のどこかに残ればいいかなと。


まぁ。なにげに自分が一番楽しんだのだけど・・・


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