半歩遅れのiPadファーストインプレッション

steve-jobs-iPad.jpg

iPadを買った。

箱から出さないでちょっとしたじらしプレイを一週間ぐらいしたのち、少し触ってみた。

最初に感じたことを忘れないよう、いまのうちに書いておく。

既に発売されて一カ月。
多くのレビューがネットに溢れているが、それは気にせずにつらつらと。

ちなみにApple製品を触ったのは十年前ほどに仕事でクラシックを使ってドキュメントを作った時ぐらい。

●壁がない

 例えばリビングに二人の人がいて、片方が何かしらデバイスをいじくっているとする。

 PCだとディスプレイが壁になって顔が見えなかったり、
 横にいてもカタカタやっていたら話しかけづらい。
 携帯の場合は、画面が小さく、本人以外は画面が見えない。
 その場に居ながら外の別の人(や世界)とつながっているイメージが強い。
 (うふふと寄り添って見ているようなべたべたカップルは別だけど)

 iPadだとその形状から、机に水平置きか、脚の上に斜め置き。
 画面は自然とオープンになる。
 ちょっと小さめのスケッチブックに絵を描いている感じがして、
 物理的に壁がない。
 なんとなく覗けるし、仕事臭もしないので、お互い気楽というか、嫌味がない。
 精神的な壁も低い気がする。

 多分、仕事で、会議の場に使ったしても、メモ取りや調べ物につかうのではなく、
 同席者が同じ画面(iPad)をみながら、あーだ、こーだ言いながら使う
 パターンになるのではないだろうか。

 そういった意味ではいままでになかったソーシャルデバイスなのかもしれない。

●すぐにつかえないじゃん

 マニュアルは紙一枚。
 4歳に渡したらいつのまにか使ってたとか、
 お年寄りむけキラーデバイス、みたい前評判があり、
 どんだけ使い勝手がいいのかなと、けっこう期待していた。

 でもそれはあくまで色々お膳立てされた状態で使う場合だということに気づく。

 初期状態で立ち上げたらいきなり、iTunesのアイコンと、ケーブルの画面が表示される。

 「さぁ、まずはiTunesへつなげ」と。

 斬新だ。
  
 PCもネットも使ったことがない人はまずよくわからない。
 ネットを使っててもiTunesを知らなければ先に進めない。

 これはそのあとアプリを増やすにも、写真を見たりするのにもついて回る悩み。

 直感的につかえるインターフェースを享受するには、
 Appleのプラットフォームを理解しなければならない。

 無線LANの接続は確かに簡単だったし、環境さえ整っちゃえばよいのだけど。


●室内モビリティーよし

 もともと室内で使うことを想定していた。
 店頭でサンプル機を持った感じは重かったし、電車で立って使うことはねぇだろうと。
 だからまだ外では使っていない。


 ・立ち上がりが早い。
 ・携帯と比べて画面が大きく視認性が良い。
 ・ノートPCと比較して軽い。
 ・座って、ももの上に乗せて使うのにちょうど良い。
 ・充電が持つ。

 この辺はちまたでいわれている通り。
 ちょっとネットで調べ物するには最適。
 電子ブックや雑誌の立ち読み系もなかなか。

 さっと室内を持ち歩くけるし、
 なんといっても調べたものや書いたものをを人に見せたりするには勝手がよい。

 メモを書いたノートを手渡す感じ。
 
 

●ユーザアカウント

 前述のソーシャルデバイスなのでは?に矛盾するかもしれないが、 
 家族で気軽につかえるデバイスであるがゆえにアカウント管理がないことが気になる。
 特に隠し事があるというわけではなく(いや本当に)、
 子供が触れられないアプリとか、仕事上のちょっとしたファイルとか、
 やはり何かしらのユーザ制限が欲しいところ。

 一人一台買わせるAppleの戦略なのか。
 クラウドデバイスとしてそんなデータはネットに置いとけということか。

●技術者の反応鈍い

 もともとの購買目的の一つに、会社の仲間に話題のデバイスを一度は触れておいてもらいたいというものがあった。

 うちは個人PCはWindows、開発環境はほぼLinux。
 Macな世界は会社にはほとんどない。

 どこぞの企業みたいに全員に配布ってのでも良かったのだけど、
 なにせ、うちのメンツは飽きっぽい。無駄な出費になる確率が高い。

 だから、好きにしていいよととりあえず一週間くらい事務所に置いておいた。

 結果は、ほとんど反応なし。

 なんか面白いことができないか?
 いまの仕事にiPadを活かす方法はないか?
 Androidの違いはどんなところか?
 など、異文化のAppleの世界に触れて何かしらでてくるのかなと思いきや、

 タッチ操作を一通り試して、
 いくつかアプリを落とした程度。
 自分のものではないから遠慮があったのかもしれないけど・・・

 中国のなんだかよくわからないバッタもんのLinuxパッドの方が喰いついた。

 うちはコンテンツ屋ではないから、ドライバやカーネルが見えてなんぼ。
 いじくり倒せる度合いが低いと感じて、魅力がなかったのかもしれない。

 この辺は、実際SDKとか手に入れてやりだすと違うかな。


●世界が変わったか?

 いまのところまだ。


長くなったので今日はこの辺で。


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.04 2010 情報・通信 comment0 trackback0

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