科学技術コミュニケーションに必要なスキルって? サポータの立場から1

STC_Skill_Map_β
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ある仕事のついでに、
ふと、スキルマップを作ってみた。

自身が標榜してきた科学技術コミュニケーションの脳内メーカー的なマップ。
スキルも知識もキーワードもごっちゃまぜ。
荒削りのβ版。


科学技術コミュニケーションに興味をもつ、
営んでいる研究開発サービス業に活かせそうだったから。

テクニカルコミュニケーション?

ワクワクする研究成果が一つでも多く産まれるためには何をすればよいか。
研究者が研究を進めるためには、何が必要なのか?
研究者の支援をするために、何を提供できるのか?
非研究者の自分は何を学び、何を身につければよいのか?


実務の中で試行錯誤しながらも、
文献を漁ったり、セミナーに参加したり、専門家に直接会いに行ったり。
役に立ちそうな技術、応用できそうな知識、関連のまたその関連分野。
広く浅く、時に深く、探し続けてる。

同じ業態なんてほとんど見かけない。
見本絵がないジグソーパズルを埋めていくような作業。

ステージは大きく4つにわけた。

「引き出す」「形にする」「魅せる」「広げる」

ステージごとに必要なノウハウ。

研究者とコミュニケーションをとるためのノウハウ。(引き出す)
研究同士のコミュニケーションを支援するためのノウハウ。(形にする・魅せる)
研究者とステークフォルダー間のコミュニケーションを支援するためのノウハウ。(魅せる・広げる)


これらノウハウを追い求めた結果(いまだ進行中だが)がこのマップ。


コミュニケータ、インタープリター、エバンジェリスト、
関わる分野やスタンスによってこのマップは大きく変わるだろう。

市民向けや、サイエンスカフェに関わる人は、場づくりや資金調達スキルが必要になってくるのかな。



そもそも科学技術コミュニケーションで、あまりこの手のスキルマップは見たことがない。


各教育機関のカリキュラムがそれに近いのだろうけど、

大抵、
・リテラシー
・ライティング
・ファシリテーション
・広報
・サイエンスカフェ実践
このぐらいしか見えてこない。

事業仕分けをきっかけに、政府が「科学技術コミュニケーション」の重要性を謳いだしたものの、
じゃぁ、誰が何をやればよいのか具体的なところはもやもやしたままだ。

実践の場では、もっと多くのノウハウが活用されているはず。

いちど全国の活動家のスキルマップを作ってみるのも面白いかもしれない。

キーワードごとに関連するノウハウの書籍や事例集、URLなんかが引っ張れれば便利。



ちなみに、このマップはキーワードを当てはめただけで、ピースの一つ一つは浅い知識。
できることならより深く学びたいが、時間も能力も足りない。
いまは、仲間に託すもの、より詳しい人とアライアンスを組むものに切り分けて、進めているところ。



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2010/07/20 02:23 | サイエンスコミュニケーションCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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