「第21回英国科学実験講座クリスマス・レクチャー2010」にいってきた。

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東京はお台場、パナソニックセンターで開催された

 「第21回英国科学実験講座クリスマスレクチャー2010

にいってきた。

以前アナウンスした通り↓テーマは”植物”

 >「英国科学実験講座 クリスマス・レクチャー」を今年もやるようだ。

今年は子どもと参加。
前回と比べて、かなり規模は縮小。
昨年はででーんと水道橋の文教シビックホールで開催されたが、今年はちょっとしたセミナーホールで聴衆は300人?くらい。
でも、会場が狭いだけにステージとの距離も近く、ホール内に一体感あり。

デフォルメされた模型をつかった実験やデモンストレーション。
計算しつくされたシナリオと手際の良いスタッフの動きで1部1時間一気に魅せるショー。
それでもせかせかさを感じさせなかったのは、講師であるハートリー教授のゆったりとした人柄によるものだろう。

午前は、植物のコミュニケーションの取り方についてレクチャー。
午後は、防衛手段をもつ植物をなぜ人間が安全に食べられるのか?どうやって人間は克服してきたのかについて。
最後は、遺伝子組み換え作物にも触れて、リスクコミュニケーションにちらりと触れていた。
会場では遺伝子組み換えについてでのガイドブックも配られていたから、裏のテーマはこれだったのだろう。

 ※食のリスクコミュニケーションについては別途、大人向けに講演があるとのこと。

  「食と科学-リスクコミュニケーションのありかた-」
  日時:2010年9月7日(火) 13:30開演(13:00開場)
  場所:東京大学 弥生講堂・一条ホール
  主催:東京大学大学院農学生命科学研究科食の安全センター
  URL:http://www.simul-conf.com/frc2010/index.html


とはいえ、子ども向きには植物のトレビアが盛りだくさん。

レクチャーの内容はさかさパンダさんがまとめられているのでこちらを参照。

 >クリスマスレクチャー(さかさパンダサイエンスプロダクション)

よだれはたらさない方が良いようです。


その他、気になった点メモ


●参考になった点

・アイスブレークには会場全体を使ったゲーム。

 目も口もない植物がどうやってコミュニケーションをとるのか?
 シグナルの伝達方法を模索するため、参加者全員で風船やシャボン玉をつかってゲーム。
 3つほどの大きな風船を、後ろからポンポン前に回していく。
 単純だが、会場全体で参加している感が強まり、最初の3分で会場が温まった。
 
 簡単な自己紹介をしたり、名刺交換をしたりするアイスブレーク方法があるが、
 あれはあれでイキナリ強要されると引くし、プレッシャーを感じる人もいる。

 ゲームならそんなことないし、勝ち負けが個人に依存しないものならプレッシャーもない。

 ちょっとした講義やサイエンスカフェとかで使えそう。


・実験補助の募り方。

 10分に一回くらい子供の実験補助を募る。
 募る時はボランティア扱い。
 「実験をやりたい人」ではなく「実験を手伝ってくれる人」。
 講師側は常に感謝の意を表して子供を迎え入れるから手伝った子供達も気持ちがよい。
 ちょっとした違いなのだけど大事だなと。


・理解より体験。


 より多くの子供を参加させるために、一人ひとりの参加時間は短く複雑なことはさせない。
 子どもは主体的に実験をするのではなく、講師の実験道具の一つなって参加する感じ。
 一つひとつをその場でしっかり理解させることに力を割くより、
 まずは体験による興味を植え付けることに割り切っている気がした。


●ちょっと気になった点

・イモムシ悪者すぎ

 植物テーマのレクチャーのためか、イモムシはすっかり悪者害虫。
 毒盛られたり、蜂に刺されたり、蟻に攻撃されたり。
 さらに遺伝子組み換え植物によっても・・・。
 イモムシの生態系のなかでの役割的なことを少しは入れておいた方がよかったのでは?
 イモムシ学者がみたら抗議がありそうだ。


レクチャーの様子は今年もネットで公開するそうだ。
(どこで公開するとはいってなかったけど、多分サイエンスチャンネルだろう)


関連エントリー
「英国科学実験講座 クリスマス・レクチャー」を今年もやるようだ。
「第20回英国科学実験講座 クリスマスレクチャー2009」に行ってきた(追記あり)
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.06 2010 サイエンスコミュニケーション comment0 trackback1

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