サイエンスアゴラでのネットツール活用変遷メモ

banner_240x50.jpg


サイエンスアゴラ2010が終わって早3週間あまり。

アゴラの振り返りでもしようかなと思ったが、
今回はまともに会場をまわれていない。

当日は別の団体にパネリストとして呼んでもらったり、
横串フィールド.ネットに情報提供してくれた人に挨拶回ったり、
はやのんさんに会いたくてなんども未来館の方へいったりきたりなど。
個別事由で動いていた時間の方が多い。

まぁでも
横串会Web担当として、裏方事前作業の方は、今回もやっていた。

横串フィールド.ネットを今年も開設

特設サイト作りも、なんだかんだと3年目。

いつも突貫工事でバタバタと構築するが、その時々の環境に併せて改善は重ねてきたつもり。

ここで一度、構築してきたWebサイトの振り返りをメモしておこう。



毎回、ざっくりとした方針を決めた後は、
環境のセットアップまで会社の仲間にやってもらって、
コンテンツをちまちま作りだす。


基本構築ポリシーは安価&簡単&双方向

・オープンソースとフリーのAPIのマッシュアップの組合せ
・双方向性のあるコンテンツ
・記事投稿が容易
・数日で作れる規模
・イベント当日の管理が楽(これ大事)


上記ポリシーを元に作ってきたのが以下サイト。

---------------
●2008年 秋 サイエンスアゴラ2008

>『横串フィールド.ネット(β版)
 http://www.yokogushi.sc/field.php

 横串フィールド.ネット(β版)top


・機能:告示ページ
   :携帯メール投稿
   :実況中継

・概要

 サイエンスアゴラ会場に来られない遠方の横串会会員と、
 現場をつなぐプラットフォームが欲しいとの要望に応えるために構築。
 『CoveritLive』というブログツール(パーツ)を使って、
 実況中継機能を実装。 >「横串フィールドライブ

 リアル投稿、画像付きチャット、そして録画機能
 いまでは当たり前になった機能だが、この時期にイベントに組み込んで
 使っているところはあまりなかったはず。

 横串フィールド.ネット(β版) ≫ 横串フィールドライブ 22日 It s a Show Time


 さらに、横串フィールド外のアゴラ全体のレポートを届けるために、
 携帯メール投稿反映機能を実装。
 写メールを送れば、そのままWebページに記事が反映されるようにした。
 (Nucleusの無料プラグインを活用)
 横串フィールド.ネット(β版)


・結果

 意外と使われた。横串会のゆるくつながるネット版として機能した気がする。
 本件は、オンラインジャーナル『科学技術コミュニケーション』へ提出した
 報告書の中でも触れている。

 >『サイエンスコミュニケーションネットワーク横串会 : 組織や地域の垣根を越えたプラットフォームの試み

・反省

 写メール投稿を誰でも可能にしたため、肖像権やプライバシーなど、
 投稿者が意識しておくべきリテラシーを事前に説明(告示)しきれなかった。
 突貫で作ったために、かなりドギツイデザインになってしまった。
 実況中継はパソコン張り付けになるため実況中継者に負荷が
 かかってしまった。

---------------
●2009年 夏 はこだて国際科学際

>『横串ツアー はこだて国際科学祭
 http://www.yokogushi.sc/hakorepo.php?itemid=295

 横串ツアー はこだて国際科学祭

 
・機能:告示ページ
   :関連記事RSS表示
   :携帯メール投稿
   :Twitter投稿
   ※携帯投稿記事とTwitter記事の双方向転送機能実装)

・概要

 はこだて国際科学際に行く人たちが旅の記録をつけるためのサイト。
 参加する人の中にTwitter使いが出始めたため、Twitterを組み込んでみる。
 ただし、まだこの時点で携帯メール派が主流。
 かといって両方に投稿して貰うのもはばかれる。
 そこで、Twitterとメールどちらかに投稿すれば、お互いに反映される
 仕組みを組み込む。

・結果

 twitterの振る舞いを少し理解できた(自分が)
 人様のサービスをあまり組み合わせるものではないと思い知らされた(自分が)

 ※この辺りから「リアルタイムの実況中継って必要なくね?」と思うように。

・反省

 転送サービスやフリーメールサービスに依存した作りを多用したため動作が不安定。
 Web上では余計なメッセージが多数表示され美しくないページとなる。 

---------------
●2009年 秋 サイエンスアゴラ2009

>『横串フィールド.ネット2009(β++版)
 http://www.yokogushi.sc/field2009.php

 20091102-20091030-yokogushi_field_HP.jpg

・機能:事前告示ページ
   :TwitterTL表示(横串会関係者)
   :携帯メール投稿
   :サイエンスアゴラ関連ブログ&TLのアーカイブ(手動)

・概要

 サイエンスアゴラに出展する横串会の情報を主に発信するためのサイト
 前年の機能を踏襲しつつ、実況中継は会員のTwitterのTLに絞る。
 会員参加イベントの事前告示や、終了後のレポートを中心に構成。
 イベント後の振り返りに使えないかなと勝手にアーカイブ。
 横串会のロゴっぽくグリーンにしてみる。

・結果
 Twitterを取り込むことで、リアルタイム感が比較的容易に実現できた。
 はこだて国際科学際の人に褒められた>コーディネーター活動日誌
 

・反省

 事前告示情報がトップに配置しなかったため露出率低くあまり役に立たなかった。
 レポートブログが予想外に多く、アーカイブにえらい手間がかかった。

---------------
●2010年 秋 サイエンスアゴラ2010

>『横串フィールド・ネット2010
 http://www.yokogushi.sc/field2010/

 横串フィールド.ネット2010

・機能:事前告示ページ
   :TwitterTL表示(サイエンスアゴラ全体、横串会関連、科学全般)
   :掲示板
   :アンケート(利用せず)
   :サイエンスアゴラ関連ブログ&TLのアーカイブ(手動)

・概要

 サイエンスアゴラに出展する横串会の情報を主に発信するためのサイト
 前年までの機能を踏襲しつつ、横串フィールド(お休み処)での、
 ライブ感を醸し出したいとの要望に応えるために構築。
 
 アーカイブページは踏襲。
 携帯メールによる投稿情報のリアルタイムの反映機能は無くす。
 投稿者の作業負荷が高いこと、歩きまわれる会員の投稿者が
 今年は少ないと予想されたこと、昨年と比較してtwitterユーザが増えたことが理由。
 ライブ感はTLをひたすら表示するページをつくることで誤魔化す。
 また、CMSを前年までのNucleusからNetCommonsに変更。
 NetCommonsが提供している掲示板やアンケート機能を組み込んでみる。
 横串会用Twitterアカウント(@yokogushi_sc)を使ってサイト情報をツイート。
 秋っぽくしてみる。

・結果

 事前告示掲載の事前告示を通じて横串会会員内での交流が若干はかれた。
 また、横串会会員の宣伝に少しは役立った(かな?)
 アゴラ事務局のインターンの方がリアルレポートをつぶやいていたので、
 リアル投稿を機能を外したのは正解だった(結果オーライ)。
 NetCommonsのくせが少しわかった(自分が)

・反省
 
 新しいCMSに慣れるのに時間がかかり(いや、そもそも作業開始が直前すぎた)、
 せっかくの新機能(アンケート等)が活かせなかった。
 双方向性がなくなってしまった。
 ページのスクラップアンドビルドを繰り返したため、各ページのURLが変。
 アーカイブが手動更新。
 携帯端末対応が貧弱。
--------------- 


回を重ねるごとに、バージョンアップしているのか、ダウングレードになっているのか微妙。

横串会会員の使い勝手や、イベント事務局が持たない機能の補完、若だんなさんの無茶ぶりの反映。
常に気持ちはユーザ目線の開発。
のつもりだったが、こうしてみるとかなり自己満足の世界な気が。


でも、特に誰に害があるわけでもないし良いとする。

サイトの制作を通じて、その時々のツールやアプリの使い勝手を知ったり、
利用してもらうユーザの生の声が聞けたりと、それなりに貴重な機会をもらっている。
関係者にはお礼を言わねば。
そして、毎度毎度、環境構築を手伝ってくれる仲間にも重ねて感謝。

次は、情報のアーカイブを自動化したいなと思ったり、
モバイルサイトもきちんとないと駄目だと思ったり、
もっとユーザが自由に投稿できる仕組みを組み込みたいと思ったり。
やってみたいことはまだまだある。

あとからみてみればできあいのCMSを使った簡易Webサイトでしかないのだけど、
情報通信系にはあまり力をいれていない印象のサイエンスアゴラだけに、
草の根情報化に少しは役に立てたかな。

メモのつもりが長くなってしまった。



関連記事
.14 2010 情報・通信 comment1 trackback0

comment

若だんな
無茶ぶりする横串フィールド責任者です。

いつも、勝手な要求にお答えいただきありがとうございます。サイエンスアゴラが内向きにならないように、外に開く窓を作りたいと思って、ドットNETを考えています。

それをいつも形にしていただき感謝です。

またよろしくお願いします。
2010.12.14 14:37

post comment

  • comment
  • secret
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackback

trackbackURL:http://btobsc.blog25.fc2.com/tb.php/400-9619c15b

プロフィール

k_2106

Author:k_2106
科学好き
博物館好き
魚好き


このブログ方針みたいなもの"

最近の記事

●全ての記事はこちら

フリーエリア

タグcloud

ブログ内検索

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード

コメント・ご質問はこちらまで

名前:
メール:
件名:
本文:

カウンター