何だこれは!『岡本太郎展』メモ

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東京都国立近代美術館で開催中の

 『生誕100年 岡本太郎展

に行ってきた。

感想を一言で表すなら、"息苦しい展示”。

燃え盛る炎、強烈な色彩、迫力ある目、目、目。

何年か前に、ネットで見かけたこれが欲しくて、表参道の岡本太郎記念館にいったことはある。

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その時は時間がなくミュージアムショップ止まりで展示作品は見ていない。

大きな目と斬新な色使い。
なんとなくその作風には惹かれていた。

でも、知っていたのは
『太陽の塔』『ノン』『明日の神話』『座ることを拒否する椅子』などの有名作品止まり。

作者本人に至っては
「芸術は爆発だ!」「何だこれは!」と目を見開いて叫ぶCMの姿くらいしか記憶になかった。


今回の展示会は氏の生誕100周年記念ということで、多数の作品とともに芸術家としての岡本太郎の軌跡を辿れる展示


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「対決」をキーワードに、岡本太郎が立ち向かった相手を7つの章に分け、苦闘の中から生み出された絵画・彫刻・写真・デザインなど約130点の作品が紹介されている。

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プロローグ:ノン!
第1章:ピカソとの対決 パリ時代
第2章:「きれい」な芸術との対決 対極主義
第3章:「わび」「さび」との対決 日本再発見
第4章:「人類の進歩と調和」との対決 大阪万博
第5章:戦争との対決 明日の神話
第6章:消費社会との対話 パブリックアート、デザイン、マスメディア
第7章:岡本太郎との対決
エピローグ:受け継がれる岡本太郎の精神
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ピカソ、戦争、日本の祭り・呪術・・・。
氏は、自ら衝撃を受けたものに、「否」を叩きつけ、
対立し、その想いを作品にぶつけてきた。
それが強烈なメッセージとして観る者に訴えかけてくる。

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《ノン》1970年/川崎市岡本太郎美術館蔵


ボーと観ることを拒まれているような。
そんな息苦しさ。

森の掟
《森の掟》1950


正直、氏の作品は、一風変わったオブジェとしてしか捉えていなかった。
そんな思いをケトバサレタ気分。


出口付近には壁一面に氏の言葉が記されいた。

「いつも危険だと思う方に自分を賭ける。それが生き甲斐だ」
「もっともっと悪条件の中で闘ってみることだね」
「やろうとしないから、やれないんだ」

などなど。


すっかりあてられた。


いつもは買うことのない図録もつい買ってしまった。
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余計なものも・・・
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開催期間は2011年5月8日(日)まで。

刺激の欲しい人は急いだ方がいい。


ちなみに人気絶賛発売中の「岡本太郎アートピースコレクション」ガチャガチャは、一日3,000個限定。
午前中には無くなってしまうとのこと。
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いくなら午前中がお勧め。


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2011/04/30 00:12 | 展示COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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