スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--/--/-- --:-- | スポンサー広告  TOP

粋で巧な『Design-江戸デザインの“巧・妙”』展は浮世絵好きにもおすすめ

江戸デザインの巧妙

東京は表参道の紅ミュージアムで開催中の小さな展覧会

 『 Design-江戸デザインの“巧・妙”

を覗いてきた。

これ良いです。

和っぽいもの好き、浮世絵好きにはお勧めです。


先日、会期末間近の展覧会をチェックしていてたまたま知った企画展。

原宿の「没後120年記念 月岡芳年」の後期展示を観たついでに
表参道まで足を延ばしてみた。

ほとんど下調べもせず、どんな場所かも知らず、あまり期待もせずの適当な訪問。
なにか粋な手ぬぐいなどの服飾中心の展示かなぐらいの事前知識だったので行ってみてビックリ。

江戸時代後期から幕末期につくられた画譜や絵手本、染織・工芸品、
版画・摺り物など、狭いスペースに様々な江戸の文化が詰まっていた。

ブースは大きく4つに分かれていて、

Design1 メディア化されたデザイン
Design2 装いのデザイン
Design3 技巧・見巧のプロダクトデザイン
Design4 江戸趣味全開グラフィックデザイン

特に気になったのは3点。

1)型紙(Design2)

 衣料素材として普及した木綿の藍染技術。
 絣に紋・格子柄、小紋・中型模様などは型紙を使った型染め技術によっている。

 本展では型紙がいくつか展示されていて。
 その紋様は精緻の極み。
 超絶に細かい型彫りな上、動きのある紋様。
 思わず見とれる。

2)浮世絵(Design2)

 上流階級の女性から威勢のいい火消しまで格子柄を中心にシンプルな服装が流行った江戸後期。
 その服飾の紹介とともに、関連した浮世絵が何点か展示されている。
 まさか浮世絵があるとは思っていなかったからこれは嬉し。
 藍色の説明のために使われていた。三代豊国「鳶の者白滝佐吉」の彫り物が見事。
 これを見られただけでも来た甲斐があった。

3)千社札(Design4)

 神社仏閣によく貼られている千社札。
 もともとは姓名や屋号を記した札「題名納札」を寺社の建造物に祈願しながら貼りつけるものだったが、いつのまにやら、仲間内で交換しあう「交換納札」も始まったらしい。
 ちなみに千社札ってのはこんな奴
 愛好者が集まり、「連」というサークルを作って、デザイン性の高い札を制作して、名刺交換のように札を交換して楽しんだとのこと。
 いまでいうとプレミアカードの交換会みたいなものだろか。
 いかにも遊び心あふれる江戸時代っぽい。
 今も昔もカードに惹かれるものなのかね。

 展示ブースには壁一面に千社札が展示されていて、文字だけでも味があるのに、役者絵があったり、花札っぽい絵柄があったり、見ているだけで楽しい。
 集めたくなるのもわかる気がする。

江戸デザインの巧妙パンフ



デザインを楽しみながら、江戸文化も学べて、豊国の浮世絵まで見られてしまうお得な展示。
11月25日(日)までだから見逃さずに。

------------
Design-江戸デザインの”巧・妙”

『Design-江戸デザインの“巧・妙”』
会期:~2012年11月25日(日) 月曜休館
会場:伊勢半本店 紅ミュージアム(東京・表参道)
概要:江戸時代後期から幕末期につくられた画譜や絵手本、染織・工芸品、
   版画・摺り物などを中心に、江戸デザインの豊かさと巧みさ、
   そして粋な色をご紹介
URL:http://www.isehanhonten.co.jp/museum/exhibitions.html

------------


関連記事

2012/11/20 23:59 | 展示COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

 | BLOG TOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。