『ハッカーの手口 -ソーシャルからサイバー攻撃まで-』たしなみとしてのセキュリティ知識を

「ハッカーの手口 -ソーシャルからサイバー攻撃まで-」
ハッカーの手口 -ソーシャルからサイバー攻撃まで


おすすめ本の紹介をサイエンスポータルに寄稿。

 「『ハッカーの手口 -ソーシャルからサイバー攻撃まで-』SciencePortal科学のおすすめ本

なにやら遠い世界に感じていたサイバー犯罪。
最近は知らず知らずに自分が加害者になっていたなんてことも。

ちょっとした心がけと対策で避けられることもある。
そのためには相手の手口を知っておくことが大事。


本書に書かれているのは情報セキュリティの初歩の初歩。
情報処理技術者にとってはあたりまえの内容ではある。


しかしながら、単なる利用者には意外と知られてないセキュリティ犯罪の仕組み。

フィッシングサイトには気をつけましょう。
ウィルス対策ソフトは最新に。
盗聴には暗号化を。

なんてことは頭にあっても対策しているのは家族や知り合いの詳しい誰かだったりすることが多いのでは。

スマフォ一本であらゆることができるようになった今。
無意識のうちにどっぷりサイバー空間に入りこんでいる。
いつ自分がサイバー犯罪に巻き込まれるかわからない。
自ら対策するために手口の基本を知っておくことが大切。
簡易な解説になっているので一度目を通しておくことをお勧めする。


また、本書に触れられているソーシャルエンジアリングについてもっと詳しく知りたいならこちら。

ソーシャル・エンジニアリング
ソーシャル・エンジニアリング

どんなに強固なセキュリティーシステムでも、
パスワードやIDを知られてしまったらどうしようもない。
セキュリティーの最大の弱点は“人間”である。
その人間からどうやって情報を引き出すか、そのテクニックについて書かれた本。

ふとした動作や発言が、クラッカーにとってはおいしい情報になりえることを思い知らされる。

心の透視術、だまし方について書かれているが、裏を返せば説得の仕方の説明でもある。
コミュニケーションや心理学に興味ある人は目を通しておいて損はないだろう。



ちょっと違った視点で、ハッカーの思想的行動背景を知るにはこれを。

ハクティビズムとは何か
ハクティビズムとは何か ハッカーと社会運動

アノニマスやウィキリークス。
メディアに登場する機会も増えてきた彼らの行動原理とは?

ハッカーとクラッカーの違い、クラッカーの思考的背景について解説。
政治政策にコミットしてくることもある彼らの行動は、
まわりまわって我々の生活にも影響を与えるかもしれない。

正体がつかみづらい彼らの生態の一部を知ることができる一冊。


ぶっちゃけセキュリティー攻撃に完璧な防御は無い。
脅威があるところに、リスクはあり、脆弱性が現れる。
どんなに対策を取ろうとも犯罪者とのイタチごっごにならざるを得ない。
だけど、家に塀をつくるように、大事なものにはカギをかけるように。
避けられるものは避けましょう。
クラッカーの手口、たしなみとしてのセキュリティー知識を。

おすすめ本の紹介文には、いくつか参考資料もつけておいたのでそちらもどうぞ。



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