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鮮やかに蘇るベロ藍 「あっぱれ北斎! 光の王国展」

あっぱれ北斎

東京は銀座のフェルメール・センター銀座で開催されている、

 「あっぱれ北斎!光の王国展

をみてきた。

最新の技術で北斎を蘇えらせる?


あっぱれ北斎 (10)


本展は、葛飾北斎の名作『冨嶽三十六景』46点と『諸国瀧廻り』8点を、大英博物館をはじめ世界有数の美術館所蔵の多数の版画原画像をもとに、最新のデジタル印刷技術で拡大版と原寸版に再創造した作品を展示している。

デジタル技術といっても作品をデジタルデータとしてディスプレーで見せているわけではない。

数ある版をデジタルで分析して、当時のままの色を再現させた絵として展示している。
そのため出力する紙にも相当こだわったようで、漆喰ペーパーという素材がつかわれているようだ。
大きさは原寸大にこだわらず、細部が確認できるように拡大してある作品も多数。

あの有名なこんな作品も、
あっぱれ北斎 (11)


あんな作品も
あっぱれ北斎 (13)

実に鮮やかに再現されていた(当時のモノを見たわけではないのでなんとも言えないけど・・)。

以前、三井記念美術館で開催された『特別展 ホノルル美術館所属 北斎展』でみたときは、色あいが薄くていまいちなんて思ったりしたけど、

 >江戸のスナップショット 「特別展 ホノルル美術館所属 北斎展」

本展の作品は、目の覚めるような鮮やかな色。
北斎の魅力である大胆な構図がより浮き立っていた。

あっぱれ北斎 (18)

『諸国瀧廻り』シリーズはかなり拡大されていて、
あっぱれ北斎 (16) あっぱれ北斎 (15) あっぱれ北斎 (17)
激しい水しぶきとともに滝の迫力が迫ってくるようだ。


リアル北斎の作品でもベロ藍ってキレイだなと感じたけど、
あっぱれ北斎 (6)

こうして再現された色をみると更に好きになる。


浮世絵展示というと、
作品保護のための低照明。
経年劣化による“くすみ”により、
どうしても、いまいちぼやっとした感じになってしまう。

もちろん現物は現物なりの味と迫力があってよいのだけど、
こうして、本来(と想像する)の色で表現された鮮やかな作品というのもこれはこれで面白い。

あっぱれ北斎 (27)
ポストカードもかなりポップ。


北斎以上に北斎な、“リ・クリエイト/re-create”された作品展。

たまにはいいかも。

3月末まで。
と思ってたら公表につき会期が5月まで延長されたようです。

あっぱれ北斎 (26)


ちなみに、iPod Nano 4thによる音声ガイドはいまいち。
作品ごとに音声をいちいち止めなくてはならないし、
画面はすぐスリープしちゃうしで、
操作に手間取って作品に集中できない。
途中から使うのをやめた。
iPodの操作に不慣れな人は避けた方がよさそう。


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.17 2013 展示 comment0 trackback0

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