国芳の系譜? ミヤケマイ「白粉花(おしろいばな)」展

ミヤケマイ

東京は銀座のポーラ ミュージアム アネックスにて開催中の

 『ミヤケマイ「白粉花(おしろいばな)」』展

を観てきた。

日本画のテイストをベースに漂わせつつアジアな感じにインタラクションも加わる不思議な作風。

魅かれるまま訪れて更に魅了された。



作家のミヤケマイさんを知ったのはつい最近。

ミュージアムショップでたまたま見かけた書籍かポストカードで作品を知った。

確かカエルがいた作品。

浮世絵っぽいのだけど、現代風。
和っぽいけど、アジアン風。
墨絵のようで、立体的。

まるで歌川国芳の系譜のポール・ジャクレーの作品のようにもみえた。

ポール・ジャクレー
《オウム貝、ヤップ島(ポール・ジャクレー)》


一度、直に作品を観てみたいなぁとウオッチしていて今回にいたる。

本展は、ミヤケさんが探求しつづけているという「白」をテーマにした個展。

作品は20点ほど。

掛け軸に、古代魚っぽい骨格《13.進化》
天界なのか水中なのか泳ぐイカ《5.水》

薄い色遣いで画風も優しいのだけど、
やはり奇想の浮世絵師、歌川国芳につながる何かを感じる。

 >引き継がれる国芳の魅力 「はじまりは国芳-江戸スピリットのゆくえ-」

動が国芳に対して静なミヤケマイさんか。

ソフトな国芳?


玄関かリビングに欲しい作品だ。


絵画以外にも、立体モノやインタラクション展示もあり。

ミヤケマイ2
《2.天は自らを助くるものを助ける》


何か一言で上手く表現できないけど魅かれる作風。

それほど頻繁に個展を開いている訳ではなさそうなので、
興味が沸いた人は見ておいた方がいい。

6月30日(日)まで。


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pola_omote

ミヤケマイ個展 「白粉花」
会期:2013年5月25日(土)- 6月30日(日) 会期中無休
時間:11:00 - 20:00 (入場は19:30 まで)
会場:ポーラ ミュージアム アネックス
    東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル 3階
入場料:無料
主催:株式会社ポーラ・オルビス ホールディングス


入り口にも記載のあったくだり。

産まれて落ちたとき、私達は真っ白なまま世に出て来る。
そしてこの世を去るときも記憶も消去され、真っ白な骨や灰になって出て行く。
その間、炭に近づけば黒し、朱に交われば赤くなり、青は藍より出でて藍より青くもなる。
色とは光の産む幻想にすぎない。色は思案の外とは良く言ったもの。
色白は七難隠すというがその七難とはなんなのであろう。

ミヤケマイ


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2013/06/23 00:30 | 展示COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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