「菌類のふしぎ」展で展示について考えた



国立科学博物館で開催されている特別展
「菌類のふしぎ」をみてきた。

そこらじゅう、きのこともやしもんだらけ。

きのこについての色々トリビアもさることながら、
やはり展示方法の方にも目がいってしまう。

トピックスをいくつか。
・ダンボール什器
ダンボール什器
 展示什器が全てダンボールでできている。
 昨今のエコブームでダンボール製の展示ブースの受付台やディスプレー棚を提案して
 いる販売会社を見かけるようになったが、エコを全面にだした展示以外は、
 学園祭っぽさが全面にでてしまって、正直、企業展示にはあわないなと思ってた。
 しかし今回の展示を見て、他の部材を組み合わせたり、ライティングを工夫すること
 によって、チープさが気にならなくなるもんだなと感じた。
 (まぁ、きのことか森とかのイメージにあっているってのもあるけど)

 ディスプレイをつけたり。
 ダンボール什器(TV)


 プロジェクターで照射したり。
 ダンボール什器(プロジェクター)

 
 形を工夫したり。
 ダンボール什器(丸)


 ライティングをしっかりしたり。
 ダンボール什器(ライティング)


 しっかり金具で固定して補強。
 ダンボール什器(補強)

 


展示手法説明
 展示手法
 興味のない人にはまったくもって興味のない説明ではあるが、
 展示物の形態に関して実例を使って丁寧に判り易く説明している。
 今見ているものが本物なのかレプリカなのかを知った上で楽しむことは
 必要なんではないかと思う。



・教授が語りかけるマンガの吹き出し 
 吹き出しjpg
 もやしもんは読んだことがないが、作中にでてくる教授らしい人が、
 随所で語りかける。多分普通のパネルに書いてあったら読まずに通りすぎて
 しまうであろうことも、吹き出しだとなんとなく見てしまう。
 等身大パネルの人に説明用の吹き出しがついているのを海外の博物館では
 よく見かけるが、日本ではあまりみない。日本ではあまり受け入れられないのかな。
 マンガと組み合わせると日本では受けるのかも。

 ちなみに教授の気になったセリフ
 >「いずれにせよ、本当に不完全なのは、私たちに知識なのである。」



・研究員露出
 研究員
 菌類学者の紹介をポップな展示で。
 菌類学者ってルーペ覗いているイメージがあるけど、普段のフィールドワークの雰囲気が
 良くかもし出されている。「顔が見える研究」の一つかな。
 これみた子供が一人でも興味持てれば良いね。
 研究員のひとりはブログでバックヤードの様子も公開しているみたい。
 ここ

 
これらの手法を技術展示のちいさなちいさな一コマブースに取り込んだらどうなるか?
やはりちーぷになるのか、どうなのか?
とりあえず一度試してみたい。



おまけ。

・海洋堂ともやしもん
 もやしもん
 そこらじゅうにはりついているもやしもんのキャラクターフィギア。
 提供はあの海洋堂らしい。
 これ展示終わったらどうすんだろう。オークションやったら結構な儲けになる気が・・・
 ちなみに出口付近にあったガチャガチャはほとんど売り切れ。売り切れ
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.11 2009 展示 comment0 trackback1

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