非日常空間に置かれた 「日常/オフレコ」展

日常オフレコ (1)

神奈川芸術劇場にて開催されていた

日常/オフレコ」展を

観てきた。

日常に潜むさまざまな事情や現象を、非日常空間に記録した不思議な展示


通常、現代美術やインタレーション展示はホワイトキューブの中で展開されることが多いが、
ここは舞台芸術の場である神奈川芸術劇場。

日常オフレコ (25)

重たい防音ドアの小窓から見える展示エリアはまさに音楽スタジオ。

日常オフレコ (6)

スタジオに一歩足を踏み込むとありそうでありえないオブジェが並ぶ。

日常オフレコ (7)

ボーリングのボールのような黒光りする玉がクルクル回っている。
日常オフレコ (9)
《ヴィデオ・スフィア(2013)(八木良太)》

黒光りしているのは巻きつけられたビデオテープ。
日常オフレコ (10)
良く見るとビデオヘッドが設置されていて、
読みとった映像が会場に映し出されていた。(ノイズだけど)

本展覧会を知って一番見てみたかった作品。
日常オフレコ (11)
《夜居(2013)(梶岡俊彦)》

遠目で見るとただの黒い板のようだが、墨と鉛筆で深く、何層にも描かれているらしく、
線の“うねり”がライトの当たり加減で微妙に表示を変える。
日常オフレコ (12)

こちらはスタジオにあっても違和感のないピアノ。
日常オフレコ (13)
《無題(2013)(青田真也)》

でも近づいてみると黒い塗装ははぎ取られ、木目がむき出しになっている。
どうやらこれは本物のピアノを削り取ったらしい。鍵盤まで。

案内によると、作者はあらゆるモノの表面を削りアート作品に変容させ、
見慣れた表層を拭い去ることで、モノの本質や存在を問い直させるのだという。


スタジオの外も展示エリア。
シャワールームもインタレーションが施されていた。
日常オフレコ (15)
《サウンド・シャワー(2013)(八木良太)》

シャワーヘッドに付けられたスピーカーから流れてくるのはシャワー音。
日常オフレコ (16)

控室もこの通り。
日常オフレコ (19)
《#29(2013)(安藤由桂子)》

建物自体を素材に使った展示に、ふと、以前見たフランス大使館を使ったアートイベントを思い出した。

 >「破壊の前に創造を」No Man’s Land 【ノーマンズ ランド】へ駆け込みでいってきた。

警備室にまで。
日常オフレコ (22)
《雪やコーヒー(2012)(佐藤雅晴)》

ぱっと見なんだかよくわからなくて、
良く見るとそれぞれ手が込んでいて、
意味を考えるとじわじわしてくる。
そんな展示

でも「日常」の意味は最後までわからず。

1月末まで。

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日常オフレコ

日常/オフレコ
会期:~2014年01月30日(木) 10:00-18:00 無休
会場:KAAT神奈川芸術劇場(神奈川・元町・中華街)
概要:日常に介在しつつも、われわれの社会、環境、生活、人生の背後にひそむ、
   さまざまな事情や状況、現象などの記録を、青田真也、安藤由佳子、
   梶岡俊幸、佐藤雅晴、八木良太の5名のアーティストがそれぞれ独自の思考
   と手法により、新作インスタレーションとして発表、展示
URL:http://www.offreco.info/

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.18 2014 展示 comment0 trackback0

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