旅行ついでに駆け足でめぐる「札幌国際芸術祭2014」

札幌国際芸術祭


北海道は札幌各所で開催中の

 「札幌国際芸術祭2014

を駆け足でめぐってきた。

旭山や富良野の合間に札幌観光を巧みに組込み、駆け抜けるように芸術祭関連作品を鑑賞する弾丸旅程。

芸術祭のテーマは「都市と自然」

明治維新とともに日本の近代化を担ってきた北海道。
先住民族や自然を巻きこみながら歩んだ近代化の道をアートとしてふりかえることで、21世紀の札幌・北海道の自然、都市のあり方、経済、暮らしを模索すると謳われている。


会場はいくつかのエリアに分散して設置されていた。


●北海道庁赤レンガ庁舎
札幌国際芸術祭2014 (9)

・北海道庁旧庁舎。明治時代の洋風建築物。庁舎内は文書館や歴史ギャラリーが設置され、北海道の開拓の歴史を知ることができる。
 ここでは、芸術祭の特別展示として北海道生まれの写真家によるアイヌ民族の暮らしや風俗、自然との関わりを捉えた写真が展示されていた。

 北の大地の導入としてここを最初に訪れるのは良いかもしれない。
 
 行きの羽田空港で購入した『札幌学(岩中祥史)』とあわせて、札幌と言う地のにわか知識を仕入れる。
 
 札幌学 (新潮文庫)

札幌駅前地下歩行空間
札幌国際芸術祭2014 (11)

・地下道内の展示だからいついっても大丈夫だろうと朝にいったら、作品公開時間は11時~でほとんどがシーツを被っていて見られず。残念。
札幌国際芸術祭2014 (10)
 観光客が移動の際に見られるようにもう少し早めに開始してくれればよいのにと思うのは環境客のエゴか。

モアレ沼公園
札幌国際芸術祭2014 (13)
・「フォレスト・シンフォニー in モエレ沼」
 ”樹木の生体電位をデータとして取得・集積・解析し、音楽へと変換、空間全体でシンフォニーとして体験できるインスタレーション”などという小難しい展示もよいが、
札幌国際芸術祭2014 (14)
フォレスト・シンフォニー

会場であるモエレ沼公園自体が思いのほかすばらい景観で、中より外で楽しめた。
札幌国際芸術祭2014 (16)
ガラスのピラミッド

札幌国際芸術祭2014 (12)
モエレ山(イサム・ノグチ)

札幌国際芸術祭2014 (17)
海の噴水

●札幌芸術の森美術館
札幌国際芸術祭2014 (22)

・芸術祭の中で一番見たかった作品が、中谷芙二子の霧の芸術作品《FOGSCAPE #47412》。
 中谷芙二子はあの雪の研究者、中谷宇吉郎の娘である。

 >マニアな博物館10 「雪の科学館」 雪をフックに不思議を感じさせる実演展示に感嘆。
  
 30分毎に噴き出す霧によって、あっというまに美術館周辺は幻想的な霧に包まれる。
札幌国際芸術祭2014 (21)

 単なるアトラクションと思いきや、自然と人工を巧みに組み合わせた立派な芸術作品だ。
札幌国際芸術祭2014 (20)

札幌国際芸術祭2014 (18)

札幌国際芸術祭2014 (19)


 美術館や敷地内の建物では他にも自然を絡めた全般的に厳かな雰囲気漂う作品が多く展示されていた。

札幌国際芸術祭2014 (1)
《ヴァルト・アウス・ヴァルト(林による林)(栗林隆)》

札幌国際芸術祭2014 (2)
《そらみみみそら(宮永愛子)》

札幌国際芸術祭2014 (3)
《ユニカラー(カールステン・ニコライ)》

札幌国際芸術祭2014 (4)
《book-key(宮永愛子)》

札幌国際芸術祭2014 (7)
《  鈴(三原聡一郎)》

人集めに有名どころを呼びすぎちゃうと何のための地域の祭り?になってしまうし、地元アーチストばかり集めると、マイナー感漂うイベントに収まってしまう。
スタート日直後に訪れたせいか、それほどの盛り上がりを感じなかった芸術祭だが、地域のリソースを上手く活かしつつ、見所をちりばめた本芸術祭は、バランスがとれていたのではないかと感じた。

観光しつつ、ちょろちょろ覗ける地方の芸術祭は、都心の美術館巡りとはまた違った楽しみがある。

札幌国際芸術祭2014 (8)

この芸術祭がなかったら北海道旅行もいかなかったかもしれないし、なかなかいい機会となりました。


あとはもう少し一覧性のある使いやすいホームページにして欲しいなと。

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.13 2014 展示 comment0 trackback0

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