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マニアな博物館13 「カップヌードルミュージアム」はおしゃれな体験型企業博物館。

カップヌードルミュージアム

神奈川は横浜にある

 「カップヌードルミュージアム

に行ってきた。

おしゃれな港町横浜にある、おしゃれな企業ミュージアム。


事業主は世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を発明した日清食品。

企業ミュージアムということで、御多分に洩れず、創業者と創業者が掲げた企業理念をアピールする仕掛けが施されている。
館のコンセプトは「CreateiveThinking~創造的思考~」
”子どもたちひとりひとりの中にある創造力や探究心の芽を吹かせ、豊かに育てるための体験ミュージアム”とうたっている。

しかしながら、展示はキャッチ―だが概念的で、そこから本来伝えたい意図を読み取るには難しく、
カップヌードルミュージアム (12)

アトラクションは、(事故や間違いがないように)手順が規格化されているために創造的な作業であるとは言い難い。
カップヌードルミュージアム (25)


良くも悪くもおしゃれできっちりし過ぎていて、逆にコンセプトが伝わりにくくなっている気がした。
創業者のヒストリー映像とか、企業理念を訴える仕掛けは、製造体験や商品のショールームを見学にきた来館者(特に子ども)にとっては雑音でしかなく、表のアトラクションが楽しければ楽しいほど、その仕掛けが霞んでしまうのは悩ましいところ。
カップヌードルミュージアム (1)
輝き過ぎだろう《創業者の安藤百福像》

広報と宣伝を兼ねた企業ミュージアムゆえの難しさか。


とはいえ、レジャー施設として見れば、なかなか楽しい場所。
著名なデザイナーがプロデュースした館内はこぎれいで、サービスも過剰なほど行きとどいていた。

開館してからけっこう時間が経っているのに、かなりの混雑っプリ。

カップヌードルミュージアム (15)

アトラクションは大きく3つあって、『マイカップヌードルファクトリー』はその名のとおり、自分好みのカップヌードルを作るアトラクション。

空のカップを自販機で手に入れたら、
カップヌードルミュージアム (16)

自分好みの絵を描き、
カップヌードルミュージアム (19)

麺を入れて、
カップヌードルミュージアム (20)

具を選んで、
カップヌードルミュージアム (21)

パッキング。

カップラーメンの製造ラインの一部を体験しながら、定番商品を自分色にできる楽しさ。

そして持ち帰り用にカップヌードルミュージアムのロゴが入ったエアーバックを貰える。
このエアーバックが派手派手で、参加者みんな日清食品の歩く広告塔になるように仕組まれている。
一回300円の安さでこれが体験できるということはそういうことなのだと思う。

さらに踏み込んだ体験をしたいならこれ。
カップヌードルミュージアム (22)
チキンラーメンファクトリー

チキンラーメンを粉から手づくりできる工房だ。

一袋のチキンラーメンを二人一組で作る。
一グループに一人から二人の担当者がついてくれる贅沢体制。
カップヌードルミュージアム (23)

チキンラーメン仕様のエプロンとバンダナが渡されててコスプレ気分も味わえる。
バンダナは終了後のお土産として御持ち帰りできてお得。

座学→調理→座学→・・・の順番で行程は進む。
座学の間には休憩を兼ねてパッケージに色付けしたりと無駄な時間がない。

調理は、特別に調合された味付けスープと小麦粉を練り上げるところからスタート。

その後、固まった麺を引き延ばして、カット。

カップヌードルミュージアム (27)


蒸して、味付けして、最後は日清御自慢の「瞬間油熱乾燥法」で揚げる。

カップヌードルミュージアム (33)


蒸したり揚げたり火を使う危険な部分は、調理場で係りの人が代行してくれる。

カップヌードルミュージアム (31)


粉を練る時間、引き延ばす回数、カットする厚さ。
もろもろキッチリ決められていて、規格通り正しく行うことを求められる。

また、折につけアルコールで手消毒。

効率よくかつ安全に大量生産するために必要な要素を学ぶことができるようになっている。

創造性なしに均一の商品を作る仕組みを生みだす創造性が必要ということなのだろうな。わかりづらい。

カップヌードルミュージアム (35)

揚がった麺を袋にいれたら完成。

パッケージの製造場所の記載が「安藤百福発明記念館カップヌードルミュージアム」とちゃんとなっているところが憎い。

味を比較できるように、工場で作られた製品版も一袋いただけた。


ガチの工場見学もいいけれど、
洗練された体験型ミュージアムもなかなか楽しめる。


価格も手ごろだし、横浜見物ついでに寄ってみるのも良いだろう。
アトラクションは要予約。

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cap_logo.jpg


安藤百福発明記念館カップヌードルミュージアム
場所:横浜市中区新港2-3-4(みなとみらい線みなとみらい駅、JR・市営地下鉄桜木町駅)
時間:10:00~18:00
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2014/09/20 22:30 | 展示COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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