ダイオウイカ的神々しさ。 大巻伸嗣 Liminal Air Space-Time 「TARO賞の作家Ⅱ」

TARO賞の作家Ⅱ

岡本太郎美術館で開催中の

 「TARO賞の作家Ⅱ

を見てきた。

TARO賞は、岡本太郎の精神を継承し、自由な視点と発想で、現代に鋭いメッセージを突きつける芸術家を顕彰するため創設された賞(岡本太郎現代芸術賞)。
今年で17回を迎えるTARO賞の過去第6回から第12回で入賞した5名の作家の作品が展示されている。

そこで素敵な作品に出会う。




それは大巻伸嗣氏の2014年新作《Liminal Air Space-Time》


※画像は「栗林公園・北庭完成100周年記念事業」での展示

真っ暗な展示室、ホワイトキューブならぬ、ブラックキューブに足を踏み入れると、風の音とともに光がゆらりゆらりと揺れている。

目を凝らすと、揺れているのは光沢のある薄い布。
それが制御された風によって波のように漂っていた。

ビロードのような光の波はふわりとこちらを包み込むかと思うとふと折り返す。
生き物のような波は神々しい。

作家の方はまったく意図してないだろうけど、
あの窪塚先生が深海でダイオウイカと対峙した時の映像を思い出した。

ダイオウイカ

重力と時間の流れを感じさせるゆら~りと揺らぐ神秘的な光に魅せられ一歩も動けなくなる感覚。


大巻氏は、「展示空間を非日常的な世界に生まれ変わらせ、鑑賞者の身体的な感覚を呼び覚ますダイナミックなインスタレーション作品やパブリックアート発表している(Shinji Ohmaki.net Profileより」現代作家。

TARO賞の第6回目の特別賞を受賞している。

空間を感じさせる作品が多いゆえ、大規模な展示スペースやパブリックな空間が必要とされるから、実物を見られる機会は貴重。

大巻氏以外には、天明屋尚、タムラ サトル、ヤマガミユキヒロ等の現代作家が揃う。
いずれもスペースを活かした大型展示

太郎とはまた違った新しい表現に挑戦する作家たちの展覧会。
2015年1月12日まで。

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「TARO賞の作家Ⅱ」

会場:川崎市岡本太郎記念美術館(神奈川・向ケ丘遊園)
会期:~2015年1月12日(月祝)
URL:http://www.taromuseum.jp/exhibition/current.html
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生田緑地の紅葉もいい感じでした。(12月初旬)
樹霊



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