もう一つのアゴラ。技術者と社会科学者と政治家と・・・

学者

NPO情報通信政策フォーラム(通称ICPF)と言う団体がある。

その名の通り情報通信政策について活動している団体。

 広く一般市民を対象とし、情報通信に関わる制度改革に資する
 セミナー・シンポジウムなどの研究活動、情報通信制度に関わる
 コンサルティングなどの提言活動、及び、それらに関連する書籍
 の出版などの啓発活動を行い、人々が情報通信の利便を享受する
 真の情報社会の実現に寄与することを目的として、
 特定非営利法人を設立するものである。
 ※ ICPF 設立趣旨書より抜粋



2年ほど前に古本屋でたまたま購入した情報通信に関わる
「電波利権」という本。↓



我々技術者は”電波”というと通信のために操る電磁波でしかないのだが、
本書では”電波”を”利権”の対象として政治面から論じている。
その著作者の経済学者池田氏が関わっていることから興味を持ち、
(この時はまだ著名なアルファブロガーな方とは知らなかった・・・)
以来ICPF主催のセミナーやシンポジウムに参加させていただいている。

ICPF主催のセミナーやシンポジウムの面白いところは、
政策フォーラムと言う名前がついているだけあって、
(情報通信)技術を技術以外の多方面の専門家、主に社会科学者の方たちが
論じるところである。

ある技術の専門家から技術的な現状報告を聞いた参加者やゲストから、
法学的にはこう。
経済学的にはこう。
官僚としてはこう。
政治家としてはこう。
とそれぞれの専門領域の意見、主張が述べられる。
パネルディスカッションの時などは、あえて180度意見の違う人達を
招いて、議論することも多い。
もちろん学生や一般企業の参加者もいて、金融関係やメーカ関係っぽい方たち
もちらほら。
少々荒っぽい一種のサイエンスコミュニケーションの場ともいえる。
先日のエントリーで書いた。「場」(バー)に近いかな。

 >「『未来心理』という「場」(バー)?」もいいね Bサイエンスコミュニケーション

我々技術屋からみて素晴らしいと思う技術やサービスでも、
経済学側面からみると、合理性に欠けるとか、
法学的な見地からみると、グレーゾーンであったりとか、
毎回、目から鱗なことが多く、自分の見識の狭さを思い知らされる。
逆に社会科学者の方にとっては先端技術の動向を知る良い機会であろう。
参加者達もビックネームだったりして、ここで名前を知った方達の書籍やブログ
から色々なことを学ばさせていただいている。

技術者同士の集まりや、仕事を通じての研究者とのやりとりでは、
当然技術的な優位性や先進性の追及がメインとなる。

それはそれで必要なことだが、一歩引いたところで自分たちが関わる
技術が社会的にどのような意味があり、影響を与えているのか、
また与えられるのかを知る機会を持つことも大事であろう。

この場でアプトプットを出すほどの専門性はまだ持ち合わせないが、
自分が技術者以外に技術を話す場合の”ひきだし”にもなりえる。

本日アップされたICPFの理事である池田氏のブログ(池田信夫blog)によると、
ICPFの理事でもある池田氏が関わる専門家同士の言論プラットフォームがWeb上に
立ちあがったらしい。

その名もアゴラ

サイエンスアゴラの目指すアゴラとは趣が違うようだが、
このアゴラも楽しみ。
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.26 2009 サイエンスコミュニケーション comment1 trackback0

comment

-
はじめまして。

池田信夫さんのブログから来ました。

長々と書いていますが、『アゴラ』のエントリにTBされているわりには、肝心な『アゴラ』に付いてはたったの3行程度。
しかも「楽しみだ」って感想だけ。

読む方にしたら、時間の無駄です。
勘弁して下さい。
2009.01.27 12:35

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