社会的に意義ある活動をしている組織が、独立性に基づく公平・中立的な立場を担保しながら存続するにはどうしたらよいか。~SMCの持続可能性~

SMCに対するご支援のお願いと賛助会員入会のご案内

サイエンス・メディア・センターことSMCが、存続の危機に陥ってるらしい。

SMCは、「科学を伝える人を支援する」をミッションに掲げた団体だ。
 
 >サイエンス・メディア・センターのミッション
  




社会的関心が高い科学ニュースに対しての専門家コメントを主にジャーナリスト向けに提供している。

 >サイエンスアラートとは
 
提供されている専門家コメントは、サイエンスアラートとして、Web公開されている。

そのため、他の様々な「科学を伝える人」、また、自ら伝える人でなくとも、見ることが可能だ。

センセーショナルなニュースが駆け巡った時、
マスコミの一斉報道の内容に何か違和感を感じた時、
SMCのサイトに来て、複数の専門家のコメントに触れることで、
ニュースの内容を一歩引いた視点で受け入れることができるし、
中途半端な情報を拡散することを避けられる。

こうした、社会的に意義ある活動をしているSMCだが、運営資金のひっ迫により存続が危ぶまれているという。

自分も科学コミュニケーション関連団体を中心に、いくつかの非営利組織の運営のサポートをしているが、持続性に関してはどこも課題を抱えているように見える。
そして持続性を阻む大きな要因のひとつはコスト負担。お金だ。

組織立ち上げ期には、開設目的の外部資金があったり、関係者のモチベーションも高く会費収入や寄附金も安定していて資金繰りはあまり問題にならない。
しかし、期を重ねるにつれ、維持コストがかかる割に、収入が細りコストの壁にぶつかることは多い。
その上、なまじ公共的側面が強いために、運営ポリシーがピュアで、色のついた資金や、営利な匂いのする仕組みを入れたがらない空気があるため、外部調達に苦労しがちだ。

社会的な支援活動をしている組織が、独立性に基づく公平・中立的な立場を担保しながら存続するにはどうしたらよいか。
自分自身も妙手が思い浮かばず悩んでいるところ。

SMCは現在「組織を存続するための資金調達」のために様々な努力をしているとのこと。

単純にSMCの活動を応援したいという気持ちに加えて、SMCが持続のためにどのような方策をとっているのか、採ろうとしているの聞いてみたいと思っていた。

丁度、直近に開催される科学コミュニケーション研究会の勉強会にて、SMCのリサーチ・マネージャーであり、科学コミュニケーション研究会の運営メンバーである田中幹人氏からSMCの取組についての話がきけるらしい。

「科学コミュニケーション研究会 第32回関東支部勉強会
 -科学コミュニケーションの持続可能性~SMC、最後の?闘いー」
日時:2015年5月28日(木) 18:30-20:30
会場:東京大学 本郷キャンパス 理学部1号館 207号室(東京・本郷)
URL:http://www.scicomsociety.jp/?page_id=25

残念ながら諸事情により自分は参加ができないが、興味ある人は是非参加してみて欲しい。
(といっても開催はもう今日だけど)

どなたか研究会のレポートを上げてくれないかな。


なお、先週のSciCom Newsの巻頭言に、ライターのみわよしこさん視点から書かれたSMCの機能の重要性と、存続に向けた呼びかけが載っていたのでこちらも参考にされたい。

 >2015年は、科学コミュニケーションが終わる年?(SciCom News, 巻頭言)
  
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.28 2015 サイエンスコミュニケーション comment0 trackback0

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