~大人限定!夜のガイドツアー~ 川崎市岡本太郎美術館 サマーナイトミュージアム

サマーナイトミュージアム岡本太郎 (4)


「大人限定!夜のガイドツアー」

といっても怪しい奴ではない。

川崎市岡本太郎美術館の夜の館内を周るガイドツアーだ。

受付は電話のみ、先着20名/1回の狭き門をくぐって参加してきた。




サマーナイトツアー

夜に行う大人向けバックヤードツアーは美術館開館以来、初めての試みらしい。

そのせいか運営にやや改善求む的なところがあったが(後述)、岡本太郎美術館のバックヤードを見られるという貴重な体験。

ツアーは大きく分けて、作品(常設展)の解説、バックヤードツアー、ドリンクタイムの3パートに分かれていた。

まずは受付裏の映写室にて美術館の沿革を聞く。

美術館は、15年ほど前に川崎市市民ミュージアム岡本太郎の関連展覧会が開催された折に、岡本太郎氏から寄贈された作品を展示するために開設されたらしい。
寄贈品は1500点以上、時価にしたら500億にも上る価値のものを渡されたらそりゃ公開しないとね。

軽く基礎知識を仕入れた後は、象徴的な真っ赤なエントリーエリアを抜けて常設展へ。

サマーナイトミュージアム岡本太郎 (5)

こちらは常設展といえ企画展となっており、いまは「岡本太郎の なんだ、これは!」展が開催中。

 >なんだ、これは!を感じる常設展 「岡本太郎の なんだ、これは!」展

ちなみに、特別ツアーといえど展示エリアやバックヤードは唯一撮れる椅子スペースを除いて撮影不可で残念。
(バックヤードはもしかして良かったのかもしれないけど、作品もおいてある場所だしNGと判断)

ガイドは学芸員の佐々木さん。
太郎が作品に込めたであろう思いを一作品一作品丁寧に説明。
いつもはスル―しがちな、太郎の両親を紹介したエリアでも太郎の系譜を詳しく解説いただいた。
太郎愛がひしひし伝わってくるガイド。

その愛の強さゆえ、絵画エリアだけで作品解説に予定していた時間を既にオーバー。
彫刻エリアはかなり早足で駆け抜けることに・・・。

サマーナイトミュージアム岡本太郎 (8)

ここで学芸員さん交代(名前失念)
時間がないと言うことでせきたてられるようにバックヤードへ。

関係者以外立ち入り禁止の階段を上り、オフィスの廊下を抜け、お目当ての収蔵庫へ。
参加者のテンション上昇。

まずは第二収蔵庫。
中が見えた瞬間、どよめきが起きる。
コンクリート打ちっぱなしの部屋の中には見たことのある彫刻作品がごっちゃり。
表参道の岡本太郎記念館の庭よろしくあんなのこんなのが。
おぉっこのままずーと見ていたい。
歩き回ろうとした刹那、「さ、次行きます」と。

おっぉぅ・・・。


流れるように1部屋ほどある巨大な業務用エレベーターで移動。参加者全員乗っても余裕の大きさ。

過去の企画展のポスターや資材が積まれた通路を抜けていざ第一収蔵庫へ。

第一収蔵庫は絵画の収納庫。

参加者期待MAX。

大型の金庫のような扉が開かれると大きな空間が現れる。
しかしそこに作品は無い。
持ち込んだ絵画を収蔵する前に、殺菌・燻製するための前室だ。

この奥にいけば絵が見られる。どれだけあるのだろうとワクワク感MAX。

が、

埃にまみれた我々を入れる訳にはいかないとのことでここまで。


おっぉぅ・・・。


残念だが、美術品の保管ってのは神経使うんだろうなぁと自分を納得させる。

サマーナイトミュージアム岡本太郎 (10)

その後は、通用口から外にでて、夜の裏庭を歩く。

サマーナイトミュージアム岡本太郎 (12)

別のワークショップ「遊んde TARO「光る岡本太郎をつくろう」で作成されたオブジェでライトアップされた広場を移動。

サマーナイトミュージアム岡本太郎 (14)

サマーナイトな気分。

サマーナイトミュージアム岡本太郎 (19)


最後はワンドリンクと生ハムとチーズが振る舞われるカフェテリアTAROにて太郎の貴重な8mmフィルム記録映像を眺める。

まだ終了時間まで結構時間があったので、先ほどあまり見られなかった彫刻作品でも観に行こうかなと思ったら、展示エリアはもう入れないこと。


おっぉぅ・・・・・。


サマーナイトミュージアム岡本太郎 (22)

学芸員から直接聞ける解説、大好きな作品が眠るバックヤード見学と、イベントには感謝。

なのだけど、期待値が大きかっただけに、物足りない気持ちに。

作品保護の観点、ミュージアムショップやカフェスタッフまで対応していただく人件費、その他管理コストもろもろを考えると、いたしかたない面があることは理解できるが、飲食の時間を削ってでも作品鑑賞の時間を多く取って欲しいと感じた。

大人だから、夜だからって、お酒の時間を無理に確保しなくてもいいと思う。

アンケートは特になかったので、こちらに一意見として記しておく。

関連エントリー
なんだ、これは!を感じる常設展 「岡本太郎の なんだ、これは!」展
パワーをもらいに 「岡本太郎の「生命体」展」
PLAY TARO  太郎と”命がけで真剣に遊ぶ”サイトがオープンした。
ダイオウイカ的神々しさ。 大巻伸嗣 Liminal Air Space-Time 「TARO賞の作家Ⅱ」
太郎道場「岡本太郎の言葉」展
何だ、これは! 「太陽の塔」だ!
なんだこれは。「岡本太郎とアール・ブリュット-生の芸術の地平へ」展
太陽の塔のロボと太陽の塔Walkerが届いた日に太陽の塔のロボミニフィギュアが発売されていることを知り,あぁ・・・。
史上初! 太陽の塔だけのビジュアル本 『太陽の塔Walker』がでるってよ。
太郎といえば目玉、目玉といえば太郎 「岡本太郎の目玉」展
迫りくるイメージ「岡本太郎と潜在的イメージ-パリの仲間たち」展
リニューアルしたTARO空間 「創造のゆりかご —岡本太郎のアトリエ」
やだ、これ欲しい! 「超合金 太陽の塔のロボ」(追記あり)
閉じ込められた太郎作品 「第16回岡本太郎現代芸術賞 受賞作家作品展示 加藤智大 『太陽と鉄』」
常設展なのに企画展 『岡本太郎-顔と仮面』
岡本太郎記念館に「宇宙」現る。 一夜限りのスペシャルイベント『One Night Illusion』は2013年10月12日
Taro Passport メンバーになっていつでも太郎を。
衝動から実現まで、作品に込められた太郎の想いとは。岡本太郎美術館
夏までに見にいきたい岡本太郎3本立て(2013)
バーチャル岡本太郎記念館 Taro cruise 360°
消された作品が蘇る 太郎発掘展
路地裏に岡本太郎 『TAROが町にやってくる!』
一夜限りの幻想風景 岡本太郎記念館 『One Night Illusion』(2012.10.07)
叫ぶ「岡本太郎の50年」展
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岡本太郎記念館をジャック 『ヤノベケンジ:太陽の子・太郎の子』展
岡本太郎が暮らしたアトリエ 『岡本太郎記念館』
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何だこれは!『岡本太郎展』メモ
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