観てきたけどそのままになっていたミュージアム雑感と気になった作品リスト(2015夏~秋)

横浜美術館2015

今年の記録、今年のうちに。

観に行ったけどエントリーに起こしていない展覧会。
あ、これみたことあるっけ?ってならないようにまとめて記録をしておく。
夏からの分がだいぶ溜まってしまった。



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蔡國強

蔡國強展:帰去来
会期:2015年7月11日(土)~10月18日(日)10:00~18:00(9月16日、9月18日は20:00)木曜休館
会場:横浜美術館(神奈川・みなとみらい)
URL:http://yokohama.art.museum/special/2015/caiguoqiang/

蔡國強氏が日本で行う7年ぶりの大規模個展。
・火薬絵画。爆薬を使った芸術。コントロールされた偶然の美。
・99匹のオオカミが群れをなす《壁撞き》。ベルリンの壁ってこんなに低かったんだということがわかる。
・花火の演出映像多数。縦ではなく横に拡がる花火の芸術性。一度本物を見てみたい。

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画鬼・暁斎

画鬼・暁斎
会期:2015年6月27日(土)〜9月6日(日)
会場:三菱一号館美術館(東京・丸の内)
URL:http://mimt.jp/exhibition/

日本の近代建築に多大な功績を残した英国人建築家、そして暁斎の弟子でもあるコンドルの業績とともに、彼の敬愛する暁斎のユーモラスで型破りな画業を、日本画から浮世絵、戯画、日記等、約120点を国内外の名品を展示

《竹図(ジョサイア・コンドル)》
《暁斎絵日記(河鍋暁斎)》
《鯉魚遊泳図(河鍋暁斎)》
《うずくまる猿図(河鍋暁斎)》濃厚
《鯉図(河鍋暁斎)》
《土佐大蔵少輔藤原行光画 百鬼夜行(河鍋暁斎)》
《月次風俗図十一月顔見世狂言「暫」(河鍋暁斎)》
《月に狼図(河鍋暁斎)》生首
《風流蛙大合戦之図(河鍋暁斎)》
《見立七福神の内 花見弁天図(河鍋暁斎)》
《惺々狂斎画帖(二)(河鍋暁斎)》腕に入れ墨
《惺々狂斎画帖(三)(河鍋暁斎)》ちいさ

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根津・青山の至宝展

根津青山の至宝
会期:2015年9月19日(土)〜11月3日(火・祝)
会場:根津美術館(東京・表参道)
URL:http://www.nezu-muse.or.jp/

《那智瀧図》の実物を一度見てみたくて訪問。感動!というほど響かなかった。
国宝、重文のオンパレード。これを個人が蒐集したことに驚く。
また蒐集した美術品が商売人としてのコネクション作りや広報に活用されていたことを垣間見れる。
《鶉図(伝 李安忠筆)》
《大威徳明王像》
《瓜虫図(呂敬甫筆)》
《青銅鳳文獅子耳花生》
《黄瀬戸獅子香炉 (美濃)》

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ポケモン展

ポケモン研究所 ~キミにもできる!新たな発見~

会期:2015年7月8日(水)~10月12日(月・祝)
会場:日本科学未来館(東京・お台場)
URL:http://pokemonlab.jp/

招待券もらったから子どもと行ってきた。
手渡されたモンスターボールの中のポケモンをさまざまな観察マシンで分析してつきとめるアトラクション。
池袋のナンジャタウン的ゲームの中に、様々な角度から対象を分析していく研究要素をつめた体験展示
ピカチュウがピチュウの進化形だということさえ知らないレベルで難易度高の”パイパーボール”に挑戦。そして惨敗。
研究室は3つに分かれていて、アトラクション→コレクション展示→研究事例展示となっていた。
科学館としては事例展示の第3研究室を見てもらいたいところだろうが、アトラクションとコレクションで満足して帰るパターンが多いイメージ。もう少しポケモン要素を残してひっぱっる形にしないと駄目だろうけど版権的に厳しいんだろうなとか。

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鉄道遺構展

鉄道遺構・再発見

会期:2015年8月27日(木)~11月21日(土)
会場:LIXILギャラリー(東京・銀座)
URL:http://www1.lixil.co.jp/gallery/exhibition/detail/d_003225.html

全国に分布し、その置かれている立場も様々な廃線跡の写真とジオラマ展示
鉄道と共に生きた人々の記録。

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クリエイションの未来展5回

クリエイションの未来展」 第5回 清水敏男監修 未来食 食に関する3つのストーリー展 謝琳 + 間島領一 + 品川明

会期:2015年9月3日(木)~11月24日(火)
会場:LIXILギャラリー(東京・銀座)
URL:http://www1.lixil.co.jp/gallery/contemporary/detail/d_003306.html

オブジェとしては見ていて楽しいが、メッセージはいまいち伝わってこなかった。
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21世紀琳派ポスターズ

21世紀琳派ポスターズ 11人のグラフィックデザイナーによる競演-

会期:2015年10月5日(月)~10月27日(火)
会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー(東京・銀座)
URL:http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/

日本を代表するグラフィックデザイナー11人が、「琳派」をテーマに新作ポスターに挑戦した。
琳派って懐が広いなと。

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宇宙兄弟展

特別企画展「宇宙兄弟展×TeNQ」

会期:2015年7月1日(水)~11月3日(火)
会場:宇宙ミュージアムTeNQ(東京・水道橋)
URL:http://space-bros.com/
   http://www.tokyo-dome.co.jp/tenq/exhibition/4_special2015/

絵より言葉の展示。宇宙兄弟から生きるヒントをもらえる展示。
”進む道に迷った時は「心のドキドキを信じて」”

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すごいぞ

すごいぞ、これは! 

会期:2015年9月19日(土)~11月3日(火・祝)
会場:埼玉県立近代美術館(埼玉・北浦和)
URL:http://www.pref.spec.ed.jp/momas/?page_id=322

障害者の優れたアート作品」についての調査をもとに、全国の美術館学芸員や美術の専門家が「すごい」と推薦する12名のアーティストたちの作品が一堂に会した展覧会。
超絶繊細な作品は類まれなる集中力のなせる技。
藤岡祐樹氏-ハサミ技、本田雅啓氏-色彩、前田諒太郎氏-色鉛筆画。すごかった。

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未来技術遺産

未来技術遺産2015

会期:2015年9月15日~10月4日
会場:国立科学博物館 日本館(東京・上野)
URL:http://sts.kahaku.go.jp/material/

ソニーのエンターテインメントロボット「AIBO」が登録されていた。
リアルタイムで見ていたものが「遺産」となることは感慨深くもあり、年齢を意識させられることもあり複雑。

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兵馬俑

特別展「始皇帝と大兵馬俑」

会期:2015年10月27日(火) ~ 2016年2月21日(日)
会場:東京国立博物館 平成館(東京・上野)
URL:http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1732

兵馬俑だけかと思いきや、関連する青銅器や宝飾物も多く展示されていた。
紀元前のものとは思えないほど精巧なそれは古来中国の分目の高さを感じさせる。
目玉の兵馬俑は平成館の広い空間を生かして、本場の発掘現場「兵馬俑坑」の雰囲気を上手に醸し出す半ジオラマ的展示。
将兵の役割に応じてそれぞれ特徴的な像が20点近く並べられていた。
将軍は将軍なりに、歩兵は歩兵なりの顔をちゃんとしているのが面白い。

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アート オブ ブルガリ

アート オブ ブルガリ  130年にわたるイタリアの美の至宝

会期:2015年9月8日(火) ~ 2015年11月29日(日)
会場:東京国立博物館 表慶館(東京・上野)
URL:http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1733

銀座のショーウィンドウがそのまま博物館にやってきた。
表慶館のクラッシクナ雰囲気に煌びやかに光る宝石が美しい。
会場はところどころプロジェクションマッピングが施されていて天井や壁も見逃せない。
宝石は全くと言って興味がないが、セルペンティコレクション (イタリア語で蛇の意)は工芸品として手元に欲しくなった。買えないけど。

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無言の恍惚

笹口悦民写真展 無言の恍惚」
会期:2015年11月21日(土)〜2016年2月14日(日)
会場:箱根彫刻の森美術館 緑陰ギャラリー(神奈川・箱根)
URL:http://www.hakone-oam.or.jp/exhibitions/article.cgi?id=37

笹口氏の写真190点と3点の映像作品を〈気配〉〈質量〉〈透明〉〈輪郭〉〈距離〉の5つのカテゴリーに分けて展示。
キーワードがなぞかけとなっていて、写真が意図することを鑑賞者が探る展示。
写真・映像もとに美しい。

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中村政人 個展「明るい絶望」

中村政人 個展『明るい絶望』
会期:2015年10月10日(土)~11月23日(月・祝)
会場:3331 Arts Chiyoda 1F Main Gallery(東京・秋葉原)
URL:http://m.3331.jp/

アーツ千代田 3331を構想した?中村政人氏が1989-94年に、韓国と日本で撮影した写真群を20年以上の時を経て一挙公開されていた。東京のアートシーンを共に切り開いた同時代のアーティストや関係者たちの素っぽい姿が記録されており、貴重な写真だとは思うのだが、それほど響いはこない。アーチストの方が方々で絶賛されている展覧会だったが正直肌にあわなかった。業界通的展覧会。

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京都、音と地図 - スズキユウリと見つけた5つの京都

京都、音と地図 - スズキユウリと見つけた5つの京都
会期:2015年10月24日(土)~2015年11月23日(月)
会場:3331 Arts Chiyoda 203
URL:http://www.3331.jp/schedule/003087.html

サウンド・アーティストのスズキユウリ氏が京都で開いたワークショップの成果発表展示。
京都が持つ都市構造を音や映像に変換する試みが面白い。

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浮世絵と喫煙具

《リニューアルオープン記念展》浮世絵と喫煙具〜世界に誇るジャパンアート〜
会期:2015年11月3日(火・祝)〜12月13日(日)
開場:たばこと塩の博物館(東京・錦糸町)
URL:http://www.jti.co.jp/Culture/museum/exhibition/2015/1511nov/index.html

渋谷から墨田に移転して装いも新たに開催された企画展。
当館が所蔵する浮世絵・喫煙具の名品を紹介。
思ったより出展数は少なく、以前はOKだったら撮影もNGになっていてちと残念。
とはいっても、珍しい形のたばこ盆《黒漆塗り山水蒔絵屏風形手付きたばこ盆》や相変らず粋で派手な《当勢勇の花(月岡芳年)》があったりとそれなりには楽しめた。

《遊郭善玉悪玉(栄松齋長喜》
《双蝶々曲輪日記 三代目中村歌右衛門の放駒長吉~(初代歌川豊国)》
《東名所 芝八景 芝浦の夕照(二代歌川豊国)》
《浮世風俗美人競( 溪斎英泉)》
《日光山名所之内 素麺之瀧(溪斎英泉)》
《見立白浪八景 熊坂於長 二代目岩井紫若(豊原国周)》
《銀製御 作り手付きたばこ盆》

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肉筆浮世絵-美の競艶

肉筆浮世絵-美の競艶
会期:2015年11月20日 (金) ~2016年1月17日 (日) 10:00~17:00 月休館
会場:上野の森美術館(東京・上野)
URL:http://weston.exhn.jp/

米国シカゴの日本美術収集家ロジャー・ウェストン氏により集められた貴重な肉筆浮世絵約130点が日本初公開。

展示会の前半、江戸時代より前~江戸中期にかけては掛軸の周りの部分「中縁(ちゅうべり)」の刺繍が豪華絢爛。
特に黒や白地の着物に描かれた文様が緻密にして鮮やか。

《江戸風俗図巻(菱側師宣)》
《観月舟遊図(西川祐信)》 黒地に浮かび上がる模様
《立姿遊女図(梅翁軒永春)》 輪郭線くっきり
《桜下遊女道中図(礒田湖龍斎) 龍の文様が細かい。ファーのような繊細さ。
《美人按文図(勝川春章)》
《七福神酒宴図(百川子興)》 油絵のよう
《千鳥を見る美人図(初代歌川豊国)》 着物の裏地が細かい
《時世粧着姿図(7 子守の娘とこぜ?)(初代歌川豊国)》 
《騎牛遊女図(初代歌川豊国)》 絵画のよう
《絵巻を見る男女(二代目歌川豊国)》 春画一歩手前
《御殿女中花見図(二代目歌川豊国)》
《二芸妓図()歌川国貞》
《雪中常磐図(蹄齋北馬)》 白地に見事な文様
《桜下遊女図(渓斎英泉)》 着物に鯉の滝登り
《夏の洗い髪美人図(渓斎英泉)》 異質な画風よりも周りに描きこまれた草花の方が印象的
《一休禅師地獄太夫図(河鍋暁斎)》 ファンキー

まだまだ書ききれないほど気に入った作品多し。

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ローラン・グラッソ展

「Soleil Noir」 ローラン・グラッソ展
会期:2015/11/11(水)~2016/1/31 (日)
会場:銀座メゾンエルメス(東京・銀座)
URL:http://www.maisonhermes.jp/ginza/gallery/archives/11824/

光、音、電気、磁気、電磁波、宇宙エネルギーといった物理現象を参照しながら、神話や超常現象を表現するグラッソの展覧会。
まじめなのかふざけているのかわからなくなる作品群。

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まだあった気もするけど、この辺で。

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