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流派入り乱れての豪華絢爛作品群 「花鳥風月ワンダーランド」

花鳥風月ワンダーランド (15)

東京は八王子の富士美術館で開催中の

 「花鳥風月ワンダーランド

を見てきた。

日本絵画が重視してきた「花鳥風月」を主題にした豪華絢爛作品群。


富士美術館の展覧会は、琳派や狩野派などの流派にこだわらず横並びで展示するところが面白い。
また広い展示会場に大型の作品が贅沢に展開されるのも特徴だ。

 >金屏風に圧倒 「江戸絵画の真髄 ─秘蔵の若冲、蕭白、応挙、呉春の名品、初公開 !!─」

これらの作品がほぼ全て富士美術館の所蔵品というから驚き。
その為、著作権が切れているものは写真撮影も可能なのも嬉しい(これは今回初めて知った)

「花鳥風月」の順番に構成された作品達。

「花」をテーマにした『花卉と花木』のコーナーがいきなり圧巻。

花鳥風月ワンダーランド (8)

《白菊図屏風(長谷川派)》
《保津川図屏風(狩野派 )》
《秋草図屏風(琳派)》

花鳥風月ワンダーランド (10)

長谷川派の白菊図屏風の浮き出るような白菊の造形に見入る。

花鳥風月ワンダーランド (11)

『四季』のコーナでは珍しい横山大観の琳派風構図の屏風。

花鳥風月ワンダーランド (12)
《春秋(横山大観)》

前回訪れた「江戸絵画の真髄」の時に思わず溜息を漏らした鳳凰図屏風は『花鳥図』のコーナーに。

花鳥風月ワンダーランド (6)

何度見ても力強い。

花鳥風月ワンダーランド (14)
《鳳凰図屏風(狩野派)》


そして今回訪問一番のお目当ての鈴木其一の風神雷神図。
花鳥風月ワンダーランド (22)

風神雷神といったら、俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一の《風神雷神図屏風》が有名だが、こちらは襖。

花鳥風月ワンダーランド (16)

屏風の倍の大きさとなる左右合わせて八面の襖の空間は広く、風神雷神の間の空気の動きがより伝わってくる印象。
花鳥風月ワンダーランド (17)

琳派の大物3者の系譜を守りつつ、其一らしい繊細な風神雷神に没入する。
花鳥風月ワンダーランド (19)
花鳥風月ワンダーランド (18)
《風神雷神図襖(鈴木其一)》

『動物画』のコーナーでは、鉄板の若冲をはじめ、狩野尚信、岸駒、円山応挙の作品が並ぶ。

花鳥風月ワンダーランド (24)
《猛虎図 (狩野尚信)》

花鳥風月ワンダーランド (21)
《鶏図(伊藤若冲)》
《猛虎之図 (岸駒)》

『月』

花鳥風月ワンダーランド (31)
《萩月図襖(鈴木其一)》


今回初めて知った作家、楫取魚彦。 
若冲っぽい繊細さとユーモアを感じる作品。
鯉が昇っていると言うより、水浴びしているように見えるのは御愛嬌。

花鳥風月ワンダーランド (34)
《鯉登滝図 (楫取魚彦)》


会場途中には、特別出品として工芸品がおいてあり、これがまた豪華絢爛。
花鳥風月ワンダーランド (5)

花鳥風月ワンダーランド (4)
《伊達家唐草蒔絵乗物》

まさにワンダーランドな展覧会。

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花鳥風月ワンダーランド

花鳥風月ワンダーランド
会期:2015年10月27日(火)~12月25日(金)10:00~17:00 月休館 
会場:東京富士美術館(東京・八王子)
概要:東京富士美術館所蔵の日本美術コレクションから、美しい風景と自然を描いた屏風絵を中心に、花鳥風月をテーマに名品を選りすぐり約80点を展覧。
URL:http://www.fujibi.or.jp/exhibitions/profile-of-exhibitions.html?exhibit_id=4201510271

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2015/11/08 19:30 | 展示COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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