琳派が京を彩っているから京都秋の弾丸ツアーに行ってきた。


東寺2015

琳派400年記念祭で京都が熱い。

京都国立博物館の『琳派京を彩る展』では宗達・光琳・抱一の風神雷神屏風がそろい踏み。

秋の特別拝観で若冲の花の天井画167図が初公開ですと!



そうだ京都にいこう。


日帰りで。

新幹線

弾丸ツアー。どこまで周れるかな。




●伏見稲荷神社
伏見稲荷 (2)

いきなり秋の特別拝観とは関係ないが、商売人としてここはいっておかないと。なんせ総本山だし。
でもお稲荷さんって商売繁盛だけでなく、なんでも叶えてくれるのね。

伏見稲荷 (1)

事業の商売繁盛と、家族の家内安全を祈願。


●東寺
東寺 (1)

さてこちらは「秋季特別公開」対象。

東寺 (2)

講堂:立体曼陀羅
五重塔:初層内部、極彩色に彩られた密教空間
灌頂院:東寺の本尊、薬師如来を守護する十二神将

筋骨隆々の仏像は後ろ姿が素敵。

ちなみに講堂と灌頂院の拝観料は別。それぞれ800円。
アプリ内課金的だな京都のお布施と思いつつ、貴重な文化財の維持管理のためありがたく納めさせていただく。

美術館「えき」(未訪問)
琳派400年記念 琳派からの道 神坂雪佳と山本太郎の仕事
 
京都駅内の美術館。寄りたかったけど、近代、現代作品はまたどこかで見られるだろうと期待し今回は諦めてスキップ。


●相国寺
相国寺

前日の夜に、ガイドブックを眺めていて見つけた「秋の特別拝観」
鳴き龍

これが大当たり。
金閣寺・銀閣寺を配下にもつ大寺。
境内の中には、迫力の龍の天井画あり、見事な襖絵あり、風流な庭園ありの上、空いていてゆったりと鑑賞できた。



法堂:本尊釈迦如来像 鳴き龍
方丈:法華観音 観音経の経文で描かれた観音様
   :襖絵《老梅図(維明周奎)》《竹図(玉潾筆)》
    
開山堂:開山堂庭園

本工程中、最も満足度の高かった場所の一つ。


●承天閣美術館
承天閣美術館

相国寺境内にある美術館
若冲作の襖絵が、実際の配置を模して展示されていた。

《鹿苑寺大書院障壁画 葡萄小禽図床貼付(伊藤若冲)》
《鹿苑寺大書院障壁画 月夜芭蕉図床貼付(伊藤若冲)》 


●芸艸堂
芸艸堂

信行寺へ向かう乗換駅にてちょっと寄り道。

彫、摺から紙漉、製本まで、手仕事による鑑賞用木版画、木版本を製作しているお店。

芸艸堂「うんそうどう」と読む。
ユニクロとのコラボなどで知っているひともいるかも。
何か素敵な和グッズを求めての訪問。

うんそうどう

期待してたほどの和グッズはおいてなかったが、若冲の天井画と「ヒデ・カトウ」さんという作家のきれい目のポストカードを購入。

●本能寺
本能寺 (2)

更に寄り道。
地図を見てたら芸艸堂から大通りを挟んで3分ほどのところにあの有名な寺があることを知って覗いてみた。

本能寺 (1)

信長の墓にしては小さいのね。


●信行寺
信行寺

今回京都旅行の目的の一つ、若冲の天井画。

信行寺 若冲最晩年の傑作、花の天井画167図

初公開な上に、今後二度と公開されないかもとの噂もあって、けっこうな賑わい。
20分ほど待って通されたころには構内が暗くなってうっすらとしか絵を認識できずちと残念。
それでも彩り鮮やかとは言えないまでも、デザイン性の優れた若冲晩年の傑作をこの目で見られて良かった。

●京都国立近代美術館(未訪問)
「琳派400年記念 琳派イメージ」展
 MOA美術館の『尾形光琳300年忌記念特別展「燕子花と紅白梅」 光琳アート -光琳と現代美術-』で一度見た作品もあるし、近代、現代作品はまたどこかで見られるだろうと期待してスキップ。


●満足稲荷神社
満足稲荷 (2)

養源院に向かうバス停そばにあった神社。
名前が気になりバス待ちの間にちょっと参拝。

満足稲荷 (1)

ちっちゃな神社だが、秀吉ゆかり(秀吉が祭神の加護にすこぶる「満足」したことからこの名称になった)の神社らしい。
ちょっと満足。


●養源院
養願院 (1)

俵谷宗達の杉戸図目当ての拝観。

杉戸図 白象

有名な《白象(俵谷宗達》他、《松図十二面(の一部)》などを観る。
観光地化されていて、説明がシステマチックで追い立てられるように見なくてはならずチョイ興ざめ。
案内に抵抗して《白象》を眺めていたら、うっかり「血天井」を見上げるのを忘れて出てきてしまった。


●智積院

収蔵庫にある障壁画目当ての拝観。

宝物紹介(国宝障壁画)

収蔵庫の中は長谷川一門による豪華な障壁画に360度グルリと囲まれる贅沢空間。
2Dなのに絵の世界観に惹き込まれる没入感。
板の間に座ってしばし堪能。

《桜図(長谷川久蔵)》国宝
《楓図(長谷川等伯)》国宝
《松に秋草図(長谷川等伯)》国宝
《松に黄蜀葵図(長谷川》重要文化財
《松雪の図(長谷川)》重要文化財


智積院 (2)

境内には荘厳な雰囲気の講堂や、

智積院 (1)

「利休好みの庭」と伝えられる名称庭園があったりと散策スポットが多い。

智積院 (3)

なぜか他の場所に比べて早く紅葉も訪れていて閉門時間が来なければもう少しのんびりしていたかったところ。


●京都国立博物館
京都国立博物館 (2)

そしてようやくついた最終目的地。

琳派400年記念 琳派 京を彩る

念願の揃い踏みした宗達、光琳、抱一の風神雷神屏風と対面。

風神雷神像 (0)

《風神雷神図屏風(俵屋宗達)》
《風神雷神図屏風(尾形光琳)》
《風神雷神図屏風(酒井抱一)》

風神雷神像 (1)

残念ながら閉館間際まで粘ってもこんな感じの混雑で全体をすこーんと俯瞰することは叶わなかったが、それぞれの違いや味を感じることができてここまで来たかいがあったというもの。
ちなみに一番の好みは尾形光琳の風神かな。

他も、関西方面所蔵の作品を中心に豪華絢爛雅な琳派作品に圧倒される。

《鴛鴦図(俵屋宗達)》
《唐獅子図杉戸絵(俵屋宗達)》
《草花図襖(No60)》 あざやかな赤
《芥子図屛風(No61)》
《菊簾図屛風(No65)》 立体的な菊の花、簾のギミック
《三十六歌仙図色紙貼交屛風(酒井抱一)》
《三十六歌仙・檜図屛風(鈴木其一)》 金
《竹虎図(尾形光琳)》
《夏草図屛風(尾形光琳)》
《竹梅図屏風(尾形光琳)》 シンプル
《千羽鶴図香包(尾形光琳)》 贅沢な包み紙
《桜狩蒔絵螺鈿硯箱(尾形光琳)》
《『光琳画譜』(中村芳中)》
《四季草花下絵和歌巻(酒井抱一)》
《十二ヶ月花鳥図(酒井抱一)》
《立葵百合・流水図団扇(酒井抱一)》

会場の外では運よくプロジェクションマッピングの試験運用を見られて、強行軍の疲れも吹っ飛んだ。

京都国立博物館 (1)

京都国立博物館


始発で行って、終電で帰ってくると、3日間ぐらい旅行してきたくらいの充実感あり。

また行きたい。

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.17 2015 行って来た comment0 trackback0

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