思わず口が開いてしまう超絶技巧 「没後100年 宮川香山」展

宮川香山

東京は六本木のサントリー美術館で開催中の

 「 没後100年 宮川香山 」

を観てきた。

超絶技巧が施された作品群にポカンと口が開きっぱなし。


宮川香山は明治時代から大正時代を代表する陶芸家。
本展は没後100年を迎える宮川香山の「眞葛焼」のコレクション展示

陶器の表面を写実的な浮彫や造形物で装飾する「高浮彫」と呼ばれる表現技法によって作れた焼き物がずらりと並ぶ。

当時、海外で好まれていた焼き物には多くの金が使用されていたことから、高額になることを防ぐなどのために、こうした独創的な技法が生み出されたらしい。

花鳥、動物、空想の生き物等、リアルな造形美。

水飛沫まで表現された《高浮彫鷹架花瓶(宮川香山)》

衣の表現が見事な《高浮彫岩滝ニ鷹花瓶(宮川香山)》

そして今年のマイベスト作品にランクインしそうな《高浮彫鬼ニ白龍鷹大香炉(宮川香山)》
鬼二匹が担ぐ蓋には迫力ある鷹が鎮座し、器を開けると中に鬼を退治する鍾馗が潜むギミックまで施されていた。

また、立体的でリアルな陶器とは、うってかわってつるっとして優美な釉下彩・釉彩といった磁器作品もまた見事。

目を凝らさないとわからないほどうっすらと柳が浮かび上がる《釉裏紅暗花柳図花瓶(宮川香山)》

もはや焼き物とは思えないほどのモザイクのような鳳凰模様の《瑠璃釉白盛鳳凰図花瓶(宮川香山)》 


図録では伝わりづらい技巧の数々。
その場で実物を見ることに意義がある。そんな展覧会。

4月17日(日)まで
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没後100年 宮川香山
没後100年 宮川香山

会期:2016年2月24日(水)~4月17日(日)10:00~18:00(金土~20:00)火休館
会場:サントリー美術館(東京・六本木)
URL:http://www.suntory.co.jp/sma/exhibit/2016_1/
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