琳派好きなら今すぐいくべき 「開館50周年記念 美の祝典Ⅲ ―江戸絵画の華やぎ」

美の祝典

東京は丸の内にある出光美術館で開催中の

 「開館50周年記念 美の祝典Ⅲ ―江戸絵画の華やぎ

に行ってきた。

『祝典』の名に違わず豪華な作品群に二度見三度見。



本展は出光美術館の開館50周年記念企画。所蔵の絵画作品から、国宝・重要文化財を中心とした屈指の優品を3部にわたって公開している。今回は3部の最後を飾る「江戸絵画」。

出光美術館所蔵の酒井抱一の《風神雷神図屏風》が展示されるとあって、この一点を目的の訪問。

昨年秋に開かれた京都国立博物館での『琳派400年記念 琳派 京を彩る』では近づくことさえ至難の技だった《風神雷神図屏風》。

琳派が京を彩っているから京都秋の弾丸ツアーに行ってきた。

なんと至近距離でゆったりとほぼ独り占め。

これだけでも満足だったのが、他にも琳派の作品が多く展示されていてそれはそれは豪華な展示

展示エリアの奥の角2面を使って展示されていた《紅白梅図屏風(酒井抱一)》★は今年見たベスト絵画の候補入り。
美の祝典酒井抱一
写真はミュージアムショップで売っていた屏風型はがき。

また、リズミカルな燕子花が映える《八つ橋図屏風(酒井抱一)》は風神雷神図屏風と並びで展示

さらに、出展リストには出てこないが工芸品も見ごたえあり。

漆黒の盆に金の松竹梅がシンプルで現代アートっぽい《草花蒔絵四方盆(原羊遊斎)』

きりっとした目つきが楽しい《色絵鶉香合(野々村仁清)》

そして最後のエリアには一気に12か月分の季節を見られる《十二ヵ月花鳥図貼付屏風(酒井抱一

その隣でひときわ異彩を放っていたのが
《四季花木図屏風(鈴木其一)》

抱一のほわっとした色合いと比較してデジタル処理されたかのようなはっきりとした金・赤・緑・青。クッキリとした草花。
其一らしい作品だ。

本展は修復された国宝の「伴大納言絵巻」(三巻)の公開や、重要文化財の《祇園祭礼図屏風》《江戸名所図屏風》が見どころの一つとなっているが、琳派作品も見逃せない。

7月18日(月・祝)までなので見逃さぬよう。

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開館50周年記念美の祝典Ⅲ

開館50周年記念美の祝典Ⅲ ―江戸絵画の華やぎ
会期:2016年6月17日(金)~7月18日(月・祝)
会場:出光美術館(東京・丸の内)
概要:重要文化財の「祇園祭礼図屏風」、英一蝶「四季日待図巻」、喜多川歌麿「更衣美人図」他、酒井抱一「風神雷神図屏風」など江戸後期の名作にいたるまで、400年にわたる江戸絵画を展示。
URL:http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/index.html

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2016/07/16 23:30 | 展示COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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